そしていつ解散があるかはわかりませんが、コロナの影響が1~2年の長期戦になるとすれば、同様の理由で衆議院選挙すら実行するのが危うくなるでしょう。
しかし任期が迫る中で、総選挙まで延期することが許されるかどうか…。
だからこそ、今からネット投票の導入を真剣に考えておくべきだと考えます。
今から検討・実装作業を始めたとしても、ネット選挙の導入には1年くらいは時間がかかりますから、1年延期された都知事選・来年になるであろう解散総選挙での実現に間に合わせるというのは、かなり現実的なスケジュールではないでしょうか。
ネット投票が実現されれば、大幅に人の移動や開票作業による負担・人の集合機会を減らすことができます。
もちろんそれでも、ポスター貼りなどの作業は残りますから、感染症の状況によっては実施不可能ということもありえるでしょう。
しかしいずれにせよ、感染症との共存が中長期的に避けられない以上、ネット投票を行わねばならないことは必然なのです。
■
実際に緊急事態宣言下で、選挙運動をやったからこそわかった「選挙改革」の必要性。
これを今後とも強く訴えかけていくとともに、感染症の拡大状況によっては、7月の都知事選挙を延期することも提案していきたいと思います。
それでは、また明日。


音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 36歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。 地域政党「あたらしい党」代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。35歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
Facebook おときた駿
東京維新の会公式Instagram @tokyo_ishin