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世界恐慌以来90年ぶりの最悪の世界同時不況 我が国も11年ぶりのマイナス5%へ

世界経済の見通し(出所:IMF)

日々勉強!結果に責任!」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(自民党・比例代表全国区)です。

国内外ではいまだ感染が急増しています。世界では180万人超の感染者が出て、死者が11万人を超えました。国内では、感染者が8千人超、死者が1日で過去最多の19人が亡くなり、160人を超えました。

感染した方々やご家族の皆様方には、お見舞いを申し上げます。残念ながら、お亡くなりになられた方々の御霊の平安を祈念し、ご遺族にはお悔やみを申し上げたいと存じます。そのような中での医療関係者の使命感に基づく献身的なご活躍に対して、心より敬意と感謝を申し上げます。本当にお疲れ様です。有難うございます。

政府では、我が国独自の取組み日本モデルとして、①クラスター(患者集団)の早期発見・早期対応、②患者の早期診断・重症者への集中治療の充実と医療提供体制の確保、③国民の行動変容という3本柱の基本戦略で取組んできました。

感染者が急増する中、緊急事態宣言地域を中心に医療機関が病床中が逼迫してきています。マスク・消毒液・防護服・人工呼吸器等の医療機器等の増産を安倍総理自らが製造関係者にお願いをしています。今後も、検査を拡充させ、軽症者や無症状者のホテル等への隔離を進めて、医療が崩壊を防ぎつつ、重症者の治療を優先させたいとしています。

国民の行動変容を促すために、東京はじめ大都市部の7都県の緊急事態宣言を出しました。8割の接触減、7割の出勤減の自粛をお願いしています。通勤距離が長い人ほど、効果が高いとの識者の指摘もあります。全国各地でも、三密(密閉・密集・密接)を避けて、特に、「繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛」について強く促しています。改めて、外出自粛等、感染防止へのご協力をお願い致します。

●世界経済は昭和4(1929)年世界恐慌以来で最悪

国を繋ぎ、護り、発展させていくためには、経済は大変重要です。

IMF(国際通貨基金)の分析によると、世界経済は今年平均で2.9%から一気に6.3%下げ、マイナス3.0%となり、リーマンショック(マイナス0.9%)を超えて、マイナス10%となった戦前の昭和4年1929年の世界恐慌以来になると発表しました。

https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2020/04/14/weo-april-2020

北米・西欧・日の先進国の落ち込みが大きく、平均でマイナス6.1%となっています。一方、中共・インド・東南アジア・ロシア・ブラジル・メキシコ・サウジアラビア・ナイジェリア・南アフリカ等の新興・発展途上国の平均はマイナス1%となっています。経済規模が2.7兆ドル(約290兆円)も失われる計算となります。

我が国も、昨年の0.9%の経済成長から、今年は11年ぶりのマイナス5.2%へ一気に落ち込み、そして、来年は3.0%成長と予測されています。

ただし、来年の2021年は、感染症の終息を見込んで、世界全体でプラス5.8%増、先進国でプラス4.5%、新興国・発展途上国で6.6%の成長を予想しています。すぐにマイナス分を一気に取り戻すことはできず、影響は残るとの分析です。

改めて、リーマンショックを超えて、世界恐慌以来の世界同時不況となっており、我が国の補正予算16.7兆円、事業規模108兆円の経済対策で十分かどうか疑問が残ります。

明けない夜はないとの意気込みで、感染症を官民一体の努力で抑え込み、生き残り、来年はプラス成長にしていきたいと思います。そのためにも、今年一年、国が打ち出す政策を積極的に活用し頂ければと思います。

●経済支援策は

政府与党では、休業や生活への支援について、16.7兆円の補正予算を組み、5月の予算執行を目指しています。新しい給付金として、経済的に厳しい状況におかれた、世帯へ30万円、中小企業へ上限200万円、個人事業主へ100万円を支給します。医療関係者への支援を含め、引続き、国民一律の支給実現を訴えていきたいと思っています。

それまでは、休業や失業等で生活にお困りの方は、各地の社会福祉協議会において、緊急小口融資(10万円から60万円まで)をご利用頂ければと存じます。

また、雇用維持や事業継続については、ハローワーク等で雇用調整助成金や、市区町村や金融機関での無利子無担保の緊急融資をご活用をお願い申し上げます。

・詳細は https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12588216204.html 

●世界の主要国の経済成長予測

IMFの国別の経済成長の実績と見通しは以下です。

IMF2018:84,929,508百万ドル 2019年→2020年→2021年

世界全体成長率:2.9%→マイナス3.0%→5.8%

1位(24%) 米国:2.3%→74年ぶりのマイナス7%→4.7%

2位(16%) 中共:6.1%→44年ぶりに低いプラス1.2%→9.2%

3位(6%) 日本:0.9%→11年ぶりのマイナス5.2%→3.0%

4位(4.7%) ドイツ:0.6%→マイナス7%→5.2%

全体の5割

5位(3.33%) 英国:1.4%→マイナス6.5%→4%

6位(3.27%) フランス:1.3%→マイナス7.2%→4.5%

7位(3.20%) インド:4.2%→プラス1.9%→7.4%

全体の6割

8位(2.44%) イタリア:0.3%→マイナス9.1%→4.8%

9位(2.20%) ブラジル:1.1%→マイナス5.3%→2.9%

10位(2.03%) 韓国:マイナス1.2%

11位(2.02%) カナダ:1.8%→マイナス6.2%→4.2%

12位(1.95%) ロシア:1.3%→マイナス5.5%→3.5%

全体の7割

https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2020/04/14/weo-april-2020

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