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スペイン、封鎖措置の緩和準備へ 新型コロナ死者の伸び鈍化


[バルセロナ 10日 ロイター] - スペイン保健省によると、同国の新型コロナウイルス感染による死者数は10日現在、605人増加して計1万5843人となった。

新たな死者数は、9日の683人から減少し、3月24日以降で最少だった。増加率は、2週間前の20%から4%に低下した。感染者数の累計は15万7022人。9日時点では15万2446人だった。

スペインでは3月中旬から厳しいロックダウン(都市封鎖)を行っている。感染拡大ペースの鈍化や新たな死者数の減少を受けて、政府内では、制限の段階的な緩和を模索する動きも出ている。

サンチェス首相は、ロックダウンは5月末まで続くと予想されるが、経済再建に向けて制限措置の一部は間もなく解除されるとの見通しを示していた。

これについて、イリャ保健相は記者団に「政府は緩和措置のシナリオを準備している」と発言。複数の当局者によると、正式な封鎖は5月まで続くとの見方を示しているが、一部の規制は週明けに解除される予定だという。週明けから建設業など一部の部門で従業員の外出が許可され、一部の工場も再開する。

イリャ氏は、規制をさらに緩和する判断は感染状況の分析次第だとし、「非常に複雑な判断であり、多くの専門家を交えて分析する必要がある」と語った。

保健省の緊急委員会副委員長のマリア・ホセ・シエラ氏は記者会見で、多くの人が職場復帰するが、社会的距離は維持すると指摘。「一連の勧告を出す。少しでも症状が出た場合は病院に連絡を取り、自主隔離することが最も重要だ」と話した。

スペインでは保護マスクの着用が勧められており、当局は公共交通機関の主要拠点でマスクを配布する予定だ。

多くのスペイン人はこの日、イースター(復活祭)を祝うため、街路ではなくソーシャルネットワーク上で行進。民族音楽を演奏し伝統衣装を身にまとい、オンラインで互いにつながる姿が見られた。

*内容を追加しました。

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