最近のモーニングショーあいかわらずやってますね。政府側の代表として田崎さんをコメンテータとして、勧善懲悪の代表としての玉川さんとの対決。時々言ったことを忘れたり覚えてないことを羽鳥さんに指摘されるのはご愛敬。岡田さんを助太刀にしてどんどん攻めます。
でもこの三文芝居がみんな楽しいんでしょう。視聴率は最高のようです。ちなみに二人とも間違っているタイミングを捉えたツイートに対する私の反応がこちらです。
でもこの記事のこの言葉はその通りです。
>「そのために専門家会議をつけているわけでしょ? 正しいか正しくないかじゃなくて、国民がどう受け取るかが一番大事だったってことですか?」と踏み込む。これに対し田崎氏は「2つとも大事なんですよ。2つとも見ながらやらなきゃいけない。それが政治です」と語った。
まあそれはいいとして、4月9日東京は最高の感染者を記録しました。そしてCOVID-19の診療に携わっていない医療者の感染も報告されています。慶應の研修医含めてどんどん医療者が少なくなるんですよ。残された人は本当大変です。
そして感染経路不明は7割。そう市中感染はもう起きています。そう思うと緊急事態宣言はいいタイミングだったのでしょう。
でも東京都などの地方と政府の足並みが整いません。2週間休業補償しないで様子をみようというのが専門家の指示だと田崎さんが言った大臣の言葉は専門家本人が否定していました(本人の元ツイートは削除?)。そう田崎さんも専門家ではないし、大臣の伝言の伝言ですから間違いますよね。
8割削減するためには強制力を持った動きが必要です。でも日本ではなかなかできません。そして保証のない休業要請はただの愚策です。(だからこそですが、いますぐの個人全員への補給がよかったと思うんですよね。そうすれば少しは店だって息がつけるから。)
学問的にいくら正しいことを言っても、周りが理解し国民が受け止めてくれなければそれは愚策です。だからこそ政治に学問を繋げるために今専門家たちは忖度も入れながら一生懸命動いています。
でも玉川さんのように自分が正しいことだけを押し付けても結果対立しか生みません。岡田先生のようにウイルス学の見地だけから政治を語ってはいけません。でもモーニングショーは娯楽番組だからそれでいいのかもしれません。個人的にはげていると思いますが。