BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会が昨年7月3日、北海道放送(HBC)の「今日ドキッ!」で、私のことを放送したことが放送倫理違反があったとの意見書を出されたと報道されている。
意見書では「有権者に誤解を与え、比例区の投票行動をゆがめてしまう可能性があり、選挙の公平・公正性を損なっている」とのことだが、放送倫理検証委員会の指摘が「公平・公正」ではないと断じたい。
放送会社に向けられたもので私には責任はないが、鈴木宗男の名前が出る以上、黙っているわけにはいかない。
「有権者に誤解を与え、比例区の投票行動をゆがめてしまう可能性があり」と指摘したが、「あなた方は選挙民の心を判っているのか」と言いたい。
全国比例区は、各団体、巨大労働組合の組織内候補が圧倒的に多い。私の場合、長い間の人間関係で政治活動をしており、浮動票はないと言って良い。
6月21日出馬表明し、7月4日公示21日投票日で正味1カ月もない中で私は30万票獲得を目指して闘い、結果は220,742票の尊い貴重な得票を得た。
この北海道放送が「比例区の投票行動をゆがめてしまう可能性があり」とBPOが言うなら、40万~50万票入っていてもおかしくない。
BPOの人より選挙経験があり、選挙民の心も読める鈴木宗男と自負する時、全く現実的でないBPOの判断に、明快に「あなた方に放送倫理を語る資格があるのですか」とお尋ねしたい。神田安積委員長のお考えを是非お聞きしたいものだ。
真の公平・公正を願ってやまない。 放送されたHBC(北海道放送)さんに同情してやまない。