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中国、コロナ無症状者対応へ新たな規則 新規感染は小幅増


[北京 9日 ロイター] - 中国国務院(内閣に相当)は、新型コロナウイルスの無症状感染者「サイレント・キャリア」が感染の第二波を引き起こすのを防ぐため、新たな規則を打ち出した。

新たな規則では、無症状感染者の確認後2時間以内の報告を医療機関に義務付ける。地方政府はその後24時間以内に全ての濃厚接触者を特定しなければならない。

無症状者は14日間、共同隔離され、症状が出始めた場合は感染者の集計に含まれる。濃厚接触者も14日間の隔離が義務付けられる。

中国本土では複数の都市で導入された封鎖措置や厳しい渡航制限で、新たに確認される感染者数は2月のピークから減少しているものの、当局は感染者が再び急増する事態を警戒している。

海外からの感染者流入抑制のほか、感染を広げるリスクのある無症状感染者への対応が課題となっている。

中国国家衛生健康委員会は9日、中国本土で8日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者が63人と、前日の62人から若干増加したと発表した。増加は2日連続で、海外からの渡航者の感染例が2週間ぶりの水準に増加した。

同委員会によると、8日に確認された新規感染者63人のうち61人は海外からの渡航者で、3月25日以来の高水準を記録。海外から渡航した感染者はこれで累計1103人となった。

中国本土の累計感染者数は8万1865人。

新たに確認された無症状の感染者は56人と、前日の137人から減少した。うち半数は海外からの渡航者が占め、24人は湖北省で確認された。無症状感染者は累計657人で、このうち症状が現れたのは57人。

湖北省保健当局は、無症状感染者の公表が開始された4月1日以降、303人の新たな無症状例を報告しているが、このうち同期間に症状が出て感染が確認されたのは武漢市の2人にとどまっている。

中国の保健当局は今月、無症状感染者の約3分の2が後に症状を起こすとの見方を示している。

新型ウイルスの発生源とされる湖北省武漢市は8日、感染拡大を防ぐため2カ月以上にわたり実施していた封鎖措置を解除。同市から他の都市への移動が可能になった。

武漢市で過去3週間に確認された新たな感染者は3人にとどまっているが、無症状の感染者は引き続き確認されている。

新型ウイルス感染症による中国本土の死者は8日時点で3335人。武漢市の死者が75%以上を占めた。

*内容を追加しました。

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