昨夜、安倍総理は「緊急事態宣言」を発したが、その一言一言は国民に呼びかける心からのお願いだった。
「都道府県からの外出自粛要請などへの全面的なご協力や、社会機能維持のための事業の継続など、国民の皆様お一人お一人に十分なご協力をお願いする必要があります。最も重要なことは、何よりも国民の行動を変えること。私たち全員が努力を重ね、人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者を減少に転じさせることができる」と呼びかけられた。
TV中継を見ながら、安倍総理の言葉をしっかり守り、実行して行けば新型コロナウイルスに打ち勝てると勇気ややる気が沸いてきた。読者の皆さんも一緒になって進もうではないか。
「言葉は力なりき」を感じさせた安倍総理の熱い会見であったと納得するものである。
サッカーJリーグ一部、我が「北海道のコンサドーレ札幌」の全28選手が、新型コロナウイルス感染拡大により公式戦が行えないことを受け、報酬の一部一億円の返納を申し出ている。
主将の宮沢祐樹選手は報道陣の取材に対し「試合が行われていない状況を踏まえ、選手全員で行動を起こした。チームに対する思いを考えた結果」と述べている。見上げた姿勢である。
チームあってのプロ選手である。困った状況は選手だけでなく、会社、チームも同じである。
お互い何ができるか、何を成すべきか、北海道コンサドーレの選手は示してくれた。
こういう話を聞くと、こっちが応援したくなる。「頑張れ、北海道コンサドーレ札幌」と心の通った出来事に、日本人は捨てたものでないと意を強くした次第だ。
あわせて国民から選ばれた国会議員も何ができるか考えるべきだ。
日本維新の会としては、給料2割カットを提言している。先ずはこれを実行すれば国民も政治に対する理解、信頼を高めるのではないか。
他政党も協力、価値観を共有してほしいものだ。
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- 2020年04月08日 16:11