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トランプ氏「WHOは中国寄り」、新型コロナ対応で批判 拠出金停止も


[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、新型コロナウイルス感染拡大を巡り、世界保健機関(WHO)が「中国中心主義」で、世界に不適切な提言を行っていると批判し、WHOへの拠出金を停止する考えを示した。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で「WHOは大きく失敗した」と言明。「米国による大規模な出資にもかかわらず、どういう訳かWHOは中国中心主義となっている。われわれはこうした点を精査する」と述べた。

さらに、新型コロナ流行にもかかわらず、WHOが1月31日に世界各国に渡航や貿易制限を勧めないと提言したことについて、「米政府は幸運なことにWHOの提言に従わなかった。なぜあのような誤った提言をしたのか」と批判した。米政府は1月31日に中国に対する渡航制限措置を発表した。

トランプ氏はその後、ホワイトハウスの会見でもWHO批判を繰り返した。「彼らは誤った判断をした」とし、「WHOへの資金拠出を停止する」と述べた。

トランプ氏に近い共和党のグラム上院議員は、上院の次期予算法案にはWHO向け資金を盛り込まない方針を示した。

同議員は、FOXニュースチャンネルのインタビューで「私は予算に関する小委員会の責任者だ。現在のリーダーシップ下でのWHOへの資金拠出を支持するつもりはない。彼らはあてにならず、対応が遅く、中国の擁護者となってきた」と語った。

共和党のルビオ上院議員も先週、WHOのテドロス事務局長について「中国政府がWHOを通じ世界を欺くことを容認した」と批判し、辞任を要求した。

国連のドゥジャリク事務総長報道官は記者団に対し、「WHOがテドロス事務局長の下、数百万に及ぶ機器の出荷や訓練支援、世界的なガイドラインの提供など新型コロナ対応で大きな働きをしたことは明らかだ」とし、WHOに対する批判を退けた。

WHOはロイターのコメント要請に応じていない。

*内容を追加しました。

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