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韓国大統領竹島上陸に対する対抗手段2

 韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領大統領の竹島上陸以降、ここのところ、韓国関係ばかりとなっておりますが(李明博大統領竹島上陸のもたらすもの韓国が日本や中国を嫌っている理由(中国人の分析))、今日も韓国絡みです。

 『北国新聞』が「政府、日韓の金融協力は維持-竹島上陸でも」という記事を配信しており、いろいろ思うところがあったので、これについて少し。

1 記事の紹介

 記事自体は短いもので、全文を引用しても以下のとおりです。

 政府は13日、これまでに韓国と合意した金融協力を変更せず、維持する方針を明らかにした。李明博大統領が竹島に上陸したことで日韓間の緊張が高まっているが、両国経済の相互依存が深まっていることを配慮し、国際的な合意を順守することが関係改善にも重要と判断した。  

 日本と韓国は緊急時にドルなど外貨を融通し合う通貨交換(スワップ)協定の大幅拡充や、日本によるウォン建て韓国国債の購入で合意している。

 昨年10月に合意したスワップ協定では、韓国への資金支援枠は従来の5倍以上に増え、総額700億ドル(約5兆5千億円)とした。韓国経済の安定は日本の利益にもつながるためだ。

2 外交について

 前のエントリーで、「日韓スワップ協定の凍結」を提唱したわけですが(韓国大統領竹島上陸に対する対抗手段)、さっさと否定されてしまいました。

 私は基本的に、勇ましいだけで、実現不可能なことを言うというスタンスは避けたいと思っております。いろいろ日韓の間の経済的結びつきなどがあるので、この「日韓スワップ協定の凍結」は正直かなり難しいかと思っておりましたが、最初から使用しないと明言するのは如何なものかと思った次第です。

 何度も繰り返しておりますが、外交とは交渉です。交渉にあたっては当然ブラフも必要で、使う使うと見せかけておいて、最後には使わないということもありかと思っています(いわゆる「伝家の宝刀」)。

 それを馬鹿正直に最初から使わないといってしまったのでは、ただでさえ少ない日本の手持ちのカードが一枚減ってしまったわけで、本気で何か交渉するつもりがあるのかと言ったところです。

3 交渉について

 実際、ネット上では、いろいろ過激な意見があり、韓国に対する輸入制限などということを言われる方もおりますが、日本はWTOに加盟しているので、韓国商品に対する関税を変更する場合もいろいろ条件があり、そんなに簡単にできることではありません。

 そういう意味で可能なのは、以前書いた様に、中国がフィリピンとの関係が悪化したとき行った害虫を理由としたバナナの検疫強化などの様な嫌がらせ「中国紙が中国は経済で他国を「強制」という記事を掲載した理由」位しかないのですが、確かにあまり格好の良いものではありません。

 実際、韓国が貿易相手国として重要なのは間違いなく、長期間に渡る関係の悪化は避けるべきかと思いますが、相手の挑発行為に対し、何も策を講じないということだけは避けてもらいたいと思います。

 韓国は何だかんだ言って経済的に日本への依存度が高いので、長期的に日本と関係悪化をしたままでいるということはできないはずで、そのうち両国でなし崩し的に関係改善が進むと思うので、短期的には韓国側の嫌がることをいろいろ考えても良いのではないかと考えます。

 そういう意味でも、外交は交渉なので、交渉カードがなければ、自分で交渉カードを無理矢理作る位の覚悟が必要かと思っております。

 私は、もはや基本的に、民主党政権には期待しておりませんが、現在与党である以上、民主党が外交政策を立案するしかないわけで、お願いだから「外交」(交渉)をきちんとやってくれ、はじめから交渉を放棄するようなことだけは止めてくれといったところです。

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