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韓国は102年前、米セオドア・ルーズベルト大統領が「野蛮国朝鮮」と断じた国情から進歩せず恥かしい国か?

◆ロンドン五輪のサッカー男子で日本との3位決定戦に勝った韓国チームのMF朴鍾佑選手が、竹島(島根県隠岐郡隠岐の島町竹島官有無番地、韓国名・独島)の領有を主張するメッセージを掲げたのは、明らかにオリンピック憲章に違反する野蛮な行為であった。テレビ映像で配信されており、世界中の人々が目視しているので、言い逃れようがない。

 オリンピック憲章は、冒頭、次の「根本原則」を掲げている。

 1 近代オリンピズムの生みの親はピエール・ド・クーベルタンであった。氏の提案にもとづいて、1894年6月、パリ国際アスレチック会議が開催された。国際オリンピック委員会(IOC)が発足したのは1894年6月23日であった。1994年8月の第12回総会はオリンピック百周年に当たり、「Congress of Unity」をテーマにパリで開催された。

 2 オリンピズムは、肉体と意志と知性の資質を高揚させ、均衡のとれた全人のなかにこれを結合させることを目ざす人生哲学である。オリンピズムが求めるのは、文化や教育とスポーツを一体にし、努力のうちに見出されるよろこび、よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などをもとにした生き方の創造である。

 3 オリンピズムの目標は、あらゆる場でスポーツを人間の調和のとれた発育に役立てることにある。またその目的は、人間の尊厳を保つことに重きを置く平和な社会の確立を奨励することにある。この趣意において、オリンピック・ムーブメントは単独または他組織の協力により、その行使し得る手段の範囲内で平和を推進する活動に従事する。

 4 IOCが率いるオリンピック・ムーブメントは、近代オリンピズムにその端を発している。

 5 オリンピック・ムーブメントは、最高機関IOCのもとで、各種組織、競技者、その他の人たちを統括する。彼らは、オリンピック憲章によって導かれることに同意した人々である。オリンピック・ムーブメントに帰属するための基準は、IOCによって承認される。スポーツの組織および管理は、IOCが承認する独立のスポーツ団体により監督されなければならない。

 6 オリンピック・ムーブメントの目的は、いかなる差別をも伴うことなく、友情、連帯、フェアプレーの精神をもって相互に理解しあうオリンピック精神に基づいて行なわれるスポーツを通して青少年を教育することにより、平和でよりよい世界をつくることに貢献することにある。

 7 オリンピック・ムーブメントの活動は、結び合う5つの輪に象徴されるとおり普遍且つ恒久であり、五大陸にまたがるものである。その頂点に立つのが世界中の競技者を一堂にあつめて開催される偉大なスポーツの祭典、オリンピック競技大会である。

 8 スポーツの実践はひとつの人権である。何人もその求めるところに従ってスポーツを行う可能性を持たなければならない。

 9 オリンピック憲章は、IOCが採択した基本原則、規則および細則を成文化したものであり、オリンピック・ムーブメントの組織および運営を統括し、オリンピック競技大会開催のための諸条件を規定するものである。

◆このなかで、朴鍾佑選手の行為は、とくに「6 オリンピック・ムーブメントの目的は、いかなる差別をも伴うことなく、友情、連帯、フェアプレーの精神をもって相互に理解しあうオリンピック精神に基づいて行なわれるスポーツを通して青少年を教育することにより、平和でよりよい世界をつくることに貢献することにある」という条項に違反している。

 私は、ソ連軍が1979年12月27日、突如、アフガニスタンに侵攻したとき、文部省記者クラブに所属していた。オリンピックは、文部省所管(谷垣専一文相)だったので、日本のオリンピック参加の是非問題を取材した。結局、大平正芳政権は1980年4月25日、日本オリンピック委員会にモスクワ大会不参加の最終見解を発表した。

 モスクワ・オリンピック(第22回夏季オリンピック)は、1980年7月19日から8月3日まで、ソビエト連邦(現・ロシア連邦)の首都モスクワで行われた。日本は、ソ連軍のアフガニスタン侵略に抗議して、ボイコットしたものの、4年間も練習してきた出場予定者は気の毒だった。この問題で「スポーツと政治」の関係が問われたのである。

◆しかし、クーベルタン男爵が、世界平和を目指して、近代オリンピック運動を始めた精神に照らし合わせると、オリンピックに「政治や宗教的対立」を持ち込むのは、好ましくない。オリンピック精神に反するのみならず、放置していると、オリンピック運動を破壊する危険がある。故に、朴鍾佑選手に対しては、メダル剥奪など厳重処分すべきである。

 韓国内には、朴鍾佑選手の行為を高く評価する声も聞かれるがオリンピック精神を冒涜する野蛮人の行為であり、バカな声である。実に恥かしいと言わざるを得ない。

 米国のセオドア・ルーズベルト大統領は1910年8月22日、日韓併合条約調印に際して、こう演説したという。

 「日本による野蛮国朝鮮の解放は人類にとって幸福になるばかりか、それはWhite burdenならぬYellow burdenを担う日本の明らかな運命・Minifest DeStinyではないのか、ましてこれに対する一撃すら与えることのできない無能で野蛮な民族、集まれば争い分裂することを事にしている朝鮮人、かりに統一国家が形成できたにせよ、朝鮮がアジアにおいて何の脅威にもならないと、判断した」

 米国はフィリピンを占領し支配することを日本が認める代わりに、日本が朝鮮を支配することを米国が認め、1905年7月、桂太郎首相―タフト国務長官による協定が結ばれたのである。

 米国が「野蛮国朝鮮」と断定した状況は,基本的にはいまでも変わっていないのではないかという疑問を抱かせたのが、今回の朴鍾佑選手の野蛮な行為であった。竹島に上陸した李明博大統領も同類である。

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