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東京の感染者数が次に倍増(2000人を突破)するのに要する日数に注目〜4日以内で記録してしまえば、東京で「感染者爆発」が発生しうる非常に危険なシグナルだ

新型コロナウイルスの感染者数が東京都内で1千人を超えました。5日は143人の感染を確認、2日連続で100人を上回ったのです。

過去5日間でみると計512人にのぼります、つまり、東京の感染者が5日間で倍増していることになります。

(関連記事)
東京の感染者、5日間で倍増 感染経路不明や若者が増加
2020年4月6日 0時25分
https://www.asahi.com/articles/ASN4574D4N45UTIL007.html

グラフで確認いたしましょう

■東京都内の感染者数<累計>


※『木走日記』がデータ収集・作成

グラフで確認いただけますように、3月31日(521人)から4月5日(1033人)の5日間で確かに倍増しています。

さて少し数学的に踏み込んでこの推移を分析してみましょう。

直近では5日で倍増している東京の感染者数ですが過去は何日かけて倍増してきたかグラフにしてみます。

■東京都内の感染者数2<累計>

※『木走日記』がデータ収集・作成

ご覧のように、感染者数が倍増する日数が①13日、②7日、③6日、そして直近5日と短くなっていることが数学的には非常に気になります。

このまま倍増する日数が4日、3日、2日と短くなるとすると、東京の「感染者爆発」が現実味を帯びるからです。

国際比較すると「指数関数」的な感染者爆発を招いてしまったアメリカやイタリアなどでは2日で倍増するペースを記録しているからです。

AFP記事によれば、イタリアの感染者が2日間で倍増したのは3月2日のことです。

イタリアの新型コロナ感染者、2日間で倍増 計1694人に
2020年3月2日 11:13
https://www.afpbb.com/articles/-/3271081

遅れて感染者が爆発したアメリカでは、3月19日には、2日で2.5倍を記録しています。

新型コロナ感染者、米でも1万人突破 2日で2.5倍に
2020/3/20 1:29 (2020/3/20 7:21更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57050020Q0A320C2000000/

感染者が2日で倍増してしまえば、結果的にですが海外事例では「感染者爆発」は避けられていません。

おそらく東京は、その増加率から推測して、日本全体から先行して感染者が増えている状態なのだと思われます。

従って東京の感染者増加をいかに抑制するかは、この狭い国土の日本にとって今後のウイルス対策をうまく成すために極めて重要だと考えます。

参考までに日本全体の感染者の推移をグラフで確認しておきます。

■日本国内の感染者数<累計>

※『木走日記』がデータ収集・作成

現在感染者累計3858人なわけですが、ご覧いただけるように倍増する日数は①11日、②12日と落ち着いていたのが、直近では、③7〜8日(予測)と、東京や大阪など都市部の感染者増加の影響で急激に短くなっています。

当然ながらですが、首都東京の感染者増加は日本全体の感染者増加に大きく影響を与えているわけです。

東京の感染者数が次に倍増する(1033人から2000人を突破する)日数に注目したいです。

もし4日以内で記録してしまえば、東京で「感染者爆発」が発生しうる非常に危険なシグナルだと考えます。

(木走まさみず)

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