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とにかく「やった」という形だけを作りたいのか。結局、宣言頼りの責任逃れ 無策に対する反省なしの安倍政権

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日本のこんな状態で安倍政権の無策の上塗りをするような「緊急事態宣言」なんてできないのかなと思っていたら、4月6日も「緊急事態宣言」を行うということで準備を始めたとか。
6日にも緊急事態宣言の準備入り表明見通し」(日本テレビ2020年4月6日)

 今日なんですね。いきなりというか、4月6日は多くの学校では新学期が始まるところだったのではないでしょうか。
 そんな中でいきなり「緊急事態宣言」とは、先の見通しもない場当たり的対応の典型で、無策の上塗りでしかありません。
新型コロナウィルスの拡がり 政府の無策と緊急事態宣言 安倍政権こそ責任をとって退陣すべき

 マスクを国民に2枚ずつ配布するとか、思いつきばかりを言うだけで相手にされず、目に見えた形での対応ができないまま、時間ばかりが経過して感染を拡大させてしまった安倍政権。
 無策振りが鮮明になりました。
 国民が不要不急の外出を自粛するのは自らの健康に関わることですから当然のことです。
 国や自治体が不要不急の外出を控えることを呼び掛けること自体は当然だし、それは国民の生命にも関わることだからです。

 しかし、他方でただ外出を控えるなんていうことは不可能なわけです。新型コロナウィルスだけでは2週間もたてば死滅しますから、2週間、すべての人たちが外出を自粛することができれば終息するはずですが、現実には不可能です。
 一定、外出することは不可避だし、経済活動が止まってしまえば死活問題になる人たちもたくさんいるわけです。

 マスクを大増産するなんて言うのも結局はかけ声だけで何もできず、黙って見ていただけで無用に時間が流れて行ってしまっていたし、若い層への不要不急の外出を控えるような呼び掛け自体も不徹底というか、何もしていなかったということでしょう。最初から若い層の自覚が足りないということが言われていたわけだし、若い層は、テレビも新聞も読まない、ネットのニュースも見ないのだから、そうした層への特段の働きかけをしなかったのは致命的でした。

 結局、「緊急事態宣言」は、こうした無策の上にしか成り立ち得ないものです。
 他方で外出に対する罰則はないものの、集会などの開催は制約を受ける可能性があります。
参照
国連特別報告者たちが新型コロナ感染症に関して2つの声明を発表!「国家は緊急対策を人権抑圧のために濫用してはならない」「例外はあってはならない: “すべての人は人命救助を受ける権利がある”」」(Everyone says I love you !)

 経済的にもさらに減速することは避けられず、安倍政権の無策のつけを私たち国民が背負わされることになりかねません。
 現金給付も恐らく焼け石に水というだけでなく、安倍政権のことだからすべて将来の国民への借金として押し付けます。

 医療現場の方々の献身的な努力によって支えられていますが、これを保険診療による報酬のみでやれというのも問題で、人材確保、その適正な報酬を確保するためにも国が特別の報酬を支払うべきです。
 やって当たり前という態度だけでは、医療現場の方々のメンタルがやられてしまいます。せめて形になるもので答えることは必須です。

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