
ご結婚の意思が固い眞子さま(昨年10月、茨城県常陸太田市 撮影/JMPA)

もう1年半以上顔を合わせていない(2017年9月の婚約内定会見 撮影/JMPA)
秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の「皇嗣」となられることを内外に知られる「立皇嗣の礼」が4月19日に行われる予定だ。だが、新型コロナウイルスの影響で規模は縮小され、皇室ジャーナリストによると「政府高官の判断次第では、『立皇嗣の礼』そのものの延期もないとは言い切れない状況です」とのこと。
そんな秋篠宮家の家庭内では、もう1つの重要事項が“延期”されている。長女の眞子さま(28才)と婚約内定者の小室圭さん(28才)の結婚の行方についての発表だ。
小室さんとの結婚が延期されてから、この2月で2年が経った。昨年11月、秋篠宮さまが「何らかのことは発表する必要がある」と発言されたが、いまもそうした動きは見られていない。
「眞子さまは、新型コロナの感染拡大でそれどころではないとお考えのようです。周囲からは、“あくまで新型コロナ流行と眞子さまのご発表は別問題。早く発表すべきだ”という声もありますが、それがそうもいかない。というのも、『結婚しません』という破談の発表ならばいつでもいいのでしょうが、発表の内容は結婚に向けたもので、ほぼ決定している状況です。つまり、眞子さまにとってはこの上なくおめでたい発表であって、このタイミングでは不謹慎なのではないかと考えられているようです。
文書ではなく、会見を開いて眞子さまのお言葉で発表される可能性もあるといいます」(宮内庁関係者)
眞子さまは、変わらず固い意思でご結婚を望まれているという。眞子さまの前に立ちはだかるのはご両親の存在だ。
「秋篠宮さまは最近、眞子さまのお気持ちを察し、“何を言っても仕方ない”というお考えになっておられたと聞いています。周囲にも、“皇族といえど、結婚は当人同士の考えひとつだから”と漏らされているようです。
ただ、国民から祝福される結婚になるように最低限の条件は整えた上で、発表の内容をよく考えるべきだとアドバイスされるでしょう。
その一方で、紀子さまは小室さんにいまでも強い拒否感を示されています。紀子さまと眞子さまは、公務に関することなど事務的な会話以外はほとんどないようです。最終的には、紀子さまが納得されるというハードルを乗り越えなければなりません」(前出・宮内庁関係者)
では、結局のところ発表は、いつになるのだろうか。
近頃の眞子さまは、これまで客員研究員として週3日ほど勤務されていた 「インターメディアテク」(東京・千代田区)での仕事はリモートワークにされ、公務も宮邸で行われるものがほとんどになっている。ご結婚について考えを巡らせ、小室さんと連絡を取り合う時間も充分にあるだろう。
「東京五輪は1年間の延期となり、各地の入学式なども延期となっています。そうした状況ですから、眞子さま自身も“私の結婚発表も延期”というお気持ちでおられるのかもしれません。
新型コロナの流行が終息してからというのが1つの基準となるでしょうが、今年中には発表したいはず。新たな発表では“小室さんの留学中は延期、その後に結婚する”という内容になるのが既定路線だとされます。そうなれば、お祭りムードの東京五輪が終わり、小室さんの留学が一区切りつく、来年夏から秋にかけてが最短の結婚式のタイミングです」(皇室関係者)
だが、あくまでそれは最短のシナリオだ。コロナパニックが予想外に長引いたり、東京よりも流行が深刻な米ニューヨークで小室さんの留学スケジュールに狂いが出れば、1年、2年と結婚も遅れることになる。
「あくまで新型コロナ流行が終息したと判断した時点で、すぐに発表されるはずです。今年の10月で、眞子さまは29才になられます。『30才までには結婚』というお気持ちを強く持たれていることでしょう」(前出・皇室関係者)
小室さんの母をサポートする男性
小室さんの学び舎である、ニューヨークのフォーダム大学ロースクールは3月上旬から、新型コロナの感染拡大を受け、キャンパス内でのすべての授業が中止となり、オンライン授業に切り替わった。また、すべての学生に寮からの退去命令が出されたという。
「アメリカに居場所がなくなった小室さんが、日本に“緊急帰国”するという報道もありましたが、国外からの帰国者は2週間の隔離生活が求められる現在、帰国するのは無理でしょう。帰国すれば警護のために警察官が動かねばなりませんが、そんな場合じゃない。もし帰国したとしても、眞子さまにうつそうものなら大問題です」(別の皇室関係者)
心細いのは、小室さんの母・佳代さんだろう。
「佳代さんの生活をサポートしている男性がいるようで、深夜や未明、同じ車で佳代さんのマンションまで迎えにきています。人目をはばかるように周囲を警戒しながら足早に車に乗り込む姿をよく見ますよ」(小室家の近隣住民)
2年前に止まった時計の針は、いつ動き出すのだろうか。
※女性セブン2020年4月16日号