安倍さんの布マスク配布。相変わらず突然やってくれます。巷では賛否、いやどちらかといえば否の方が目立ちますかね。
あの押谷先生がラジオで解説されていたそうです。
1 マスクが届く安心という心理効果
その結果マスク購買のための行列クラスターが抑制される
2 自分がうつらないようにという効果ははほとんどない。
ただマスクをすることで(非症候性患者の状況から)他人にうつすこと、自分がうつさないことに役立つかも
あと経済政策、お肉券配送準備、郵政への利益供与など興味深い理由も上がっていますが、50億以上お金がかかるのにその効果は?ということが一番批判されている理由でしょうか。
まあ安倍さん嫌いの朝日新聞はすぐ記事を書かれています。
この論文に書かれているように、院内での医療従事者自身が感染することの予防では全く意味がないのですが、市中感染における他人にうつさないという予防の可能性についてはこの論文では何も言えないんですよね。WHOがどんな状況でも勧めないというのは院内での感染予防という条件なのに、わざと読み手に間違いを誘導してます。
そう一般社会生活における対コロナウイルス対策なのに、病院の(しかもベトナムの気候)院内感染予防(しかもコロナ以外の他のウイルス)で評価している論文を根拠に批判してるんですよ。
以前私は記事に書きましたが(咳をしない時の咳エチケット)、今までマスク否定だったアメリカは見直しをおこなっているようです。意固地にならない柔軟な対応です。
>疾病対策センター(CDC)は一般人のマスク着用に関する指針見直しの検討に着手。
>「口や鼻をふさぐ簡単な布製マスクでも、ウイルスの拡散を防ぐことができる」と、その効果を認める意見をホワイトハウスに伝えたという。
しっかり情報を解釈して記事にしないとこうやって真逆の結果となります。病院での効果と社会生活での効果を比較するのは危険です。まああの感染症医が少し煽ってますけどね。
朝日新聞さんタイトルに悪意が見られますよ。
国内感染数は最高、東京はもうすぐ100人を越えます。それよりも横浜、北九州など院内感染発生が何よりも止まりません。本当にこのウイルス厄介です。だからこそ気休めマスク、咳のない咳エチケットをやった方がいいと思っています。
退院基準の見直しが厚労省から出され、軽症者の対応も変わりそうです。急ぎましょう。病床がなくなる前に。