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ロシアとサウジ、原油市場安定へ協力示唆 「誰も得せず」


[ドバイ/モスクワ 2日 ロイター] - ロシアとサウジアラビアは2日、急激に値下がりする原油市場の安定に向け、協力する用意を示唆した。

ロシアのノバク・エネルギー相はロイターに対し、原油市場はすでに供給過多の状態にあるため、ロシアとして増産する計画は全くないと明言。また地元のラジオ局には、現在の原油価格では誰も得をしないと語った。

また、サウジとの協議再開について「可能性を排除しない」とし、協議への復帰もあり得るという考えを示唆した。

石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」の協調減産体制が崩壊した先月上旬以降、北海ブレント原油先物<LCOc1>は1バレル=26ドルと約半値に下落している。

こうした中、サウジ政府の見解に詳しい湾岸国の高官は2日、サウジは原油市場の安定を目的とした産油国間の協力を支持していると表明した。同時にロシアが3月に協調減産の拡大に反対したことが市場の動揺を引き起こしたと主張した。

この関係筋はロイターに対し、「サウジは現在の危機局面で公平性の原則に基づき原油市場に安定をもたらすための取り組みにおいて、常に産油国間の協力を歓迎し、支持してきた」と述べた。

一方で、協調減産体制の崩壊については、ロシアが3月初めの会合で減産拡大案に反対したことが原因だとし、その結果、原油市場は著しく不安定になったと指摘した。

減産拡大に対するロシアの反対を受け、サウジは輸出価格を引き下げ、産油量を最大限に増やすと表明した。

関係筋は、このため産油国は自主的な減産をやめる以外に選択肢がなくなったと述べた。

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