どうやら東京周辺では、入学式や始業式はやるものの授業そのものの開始は5月6日以降になる学校が大半になるようである。
3月2日以降一斉休校に踏み切ったから学校を起点としたクラスターの発生を見ていないのは当然だが、それでも卒業式に出席して新型コロナウィルスに感染した方がいるとか、若い人でも重症化している事例が見受けられるということになると、今しばらく事実上の休校措置を継続しておいた方がよさそうである。
東京都の教育委員会が先鞭を付けてくれたから、一挙に5月6日まで休校するところが増えてくるだろう。学童がどうなるのか分からないが、多分これまでと同様な措置が講じられるのだと思う。
これでいいはずだ。今は、新型コロナウィルス感染者の爆発的増加を避けるために最大限の措置を講じるべき。
それでも新型コロナウィルスの感染者の増加を食い止めることはなかなか難しそうである。医療関係者から悲鳴が上がっている。
医師会の皆さんが、早く緊急事態宣言を発出して欲しい、とか、専門家会議からも今が瀬戸際だという声が上がってきているのだから、そろそろ次のステップに移っていい。
政府としては、洗えるマスクを一世帯当たり2枚配布するという方針を決定したばかりだが、政府の緊急対策としてのメッセージ性がどう見ても弱い。どこかの世論調査では、国民の8割方は緊急事態宣言の発出は当然だと考えているようだから、明日辺りそろそろ緊急事態宣言を発出されては如何だろうか。
今の状況だと、パニックに陥りそうな雰囲気は感じられない。
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- 2020年04月02日 13:20