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インド自動車販売が3月急減 全土封鎖に伴う生産停止で


[ベンガルール 1日 ロイター] - インドで自動車メーカー各社の3月の販売台数が急減している。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)に伴う生産停止が需要鈍化に拍車をかけているという。

インドの自動車最大手でスズキ<7269.T>の子会社であるマルチ・スズキ・インディア<MRTI.NS>が発表した2020年3月期通期の自動車販売台数は16%減の156万台だった。前年度は186万台だった。

マルチ・スズキの3月の販売は8万3792台と、前年同月の15万8076台から47%減少したが、同社は3月22日以降、新型コロナウイルスの感染拡大で操業停止を迫られたため、前年同月との比較はできないと説明している。

ICICIセキュリティーズの自動車担当アナリストは「操業停止は先週始まったばかりだ。たとえ(前年同月と)比較することができないとしても、落ち込みは急激だ」と指摘。「すべての自動車メーカーが予想以上に悪い結果を発表することも考えられる」と述べた。

インドのSUV(スポーツ用多目的車)メーカー、マヒンドラ・アンド・マヒンドラ<MAHM.NS>の3月の販売台数は前年同月比88%減少。インド自動車大手タタ・モーターズ<TAMO.NS>の3月販売台数は乗用車が68%減、トラック・バスが87%減となった。

タタ・モーターズは「必要のない短期的な変動を避ける」ため、販売台数の開示を将来的に月ごとから四半期ごとに変更すると発表した。

トヨタ自動車<7203.T>の3月販売台数は59%減の8022台。インドで2番目の大きい自動車メーカーである韓国の現代自動車<005380.KS>は47%減の3万2279台。トラックメーカーのアショック・レイランド<ASOK.NS>は90%減、ボルボのトラック製造を手掛けるアイシャー・モーターズ<EICH.NS>は約83%減だった。

インド政府は先週、21日間の全土封鎖を開始。自動車メーカーは生産停止に追い込まれている。

インド自動車工業会(SIAM)は、自動車メーカーや自動車部品メーカーの操業停止により、1日当たり総額230億ルピー(3億0500万ドル)以上の損失が発生するとの見通しを示している。

*内容を追加しました。

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