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【マクドナルド】、新型コロナウイルス感染拡大でトラック運転手にモバイル注文が拡大!


マクドナルドのカーブサイド・ピックアップ専用スペース。郊外や田舎のマクドナルドではドライブスルーを利用できないトラックドライバー用に大型トラックのカーブサイド・ピックアップ・スペースが設けられる。

■外食チェーン最大手のマクドナルドはトラックドライバー用にモバイル・オーダー&ペイのカーブサイド・サービスを拡充することを発表した。

ドライブスルーや宅配のみを提供しているマクドナルドでも、大型トラックの運転手はトラックから降りることなく商品を受け取れる。

モバイル・オーダーはスマートフォンのアプリ経由で、注文と決済を事前に済ませておくことで混雑時のレジ行列に並ぶことなく商品を受け取れるサービス。

レジ待ち行列を緩和し注文ミスも回避できることで顧客ロイヤリティが高まり、店内オペレーションの合理化も図れる。

コーヒーチェーンのスターバックスやチキン・サンドウィッチチェーンのチックフィレなど一部の外食チェーンがすでに全店で展開している。

新型コロナウイルス感染拡大により多くのファーストフード店では店内のイートインを止めている。

マクドナルドでもイートイン・スペースを閉鎖し、テイクアウトやドライブスルーのみの対応となっている。

郊外や田舎にあるマクドナルドでは店内のレジ注文を停止しドライブスルーやモバイルを介した宅配サービスのみで注文を受け付けていることから、トラックドライバーは注文できない事態となっている。

マクドナルドでは先週から大型トラック用にカーブサイド専用スペースを設けて対応を始めたのだ。

 マクドナルドのカーブサイド・ピックアップは、すでに導入している小売チェーン最大手のウォルマートやスーパー最大手のクローガーなどのようにネットで注文して店の専用駐車スペースで注文品を受け取るサービスだ。

車から降りることなく商品を受け取れるので、子供をもつ母親や足の悪い高齢者などに人気となっている。最近では新型コロナウイルス感染拡大で売り場に行きたくない顧客にも利用が急増しているのだ。

マクドナルドのカーブサイド・ピックアップもアプリ経由で注文した商品を指定されたパーキングで受け取ることになる。マイクに向かって体を車外へ出して注文するドライブスルーと違い、カーブサイドは商品を受け取る以外に車窓を開ける必要もないため天候に影響を受けない。

全米に180万人いるといわれるトラックドライバーも大型トラック専用のカーブサイド・ピックアップ・スペースにトラックを止めてそこからアプリを介してモバイル注文することで、トラックから降りずに注文品をその場で受け取れることになるのだ。

注文の仕方も簡単だ。アプリ注文でカーブサイド・サービスを選んでメニューを注文し、トラックを停めた駐車ナンバーを入力するだけとなる。

 モバイルオーダーで注文する人が急増している。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも、人混みを避けられるので感染リスクも軽減できるからだ。

新型肺炎が拡大すればするほど皮肉なことにモバイルオーダーも拡大していくことになるのだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。英語のことわざに「Old habits die hard(長年の間に身についた習慣や癖はなかなか変えられない)」があります。「habits」は「習慣・癖」と意味で、「die hard」は映画「ダイ・ハード」から分かるように「死なない」という意味です。古くから長〜く続く習慣?にファストフード店のレジ注文があります。

当社のIT&オムニチャネル・ワークショップではランチも実習で参加者はモバイル注文しています。チックフィレなどではテーブル番号を入力することでモバイル注文したメニューをテーブルまで運んでくれます。これに感動した参加者は「こんな便利なものがあるのに、なぜレジ待ちするのか?」と質問してきます。ここで説明するのがことわざとイノベーター理論です。利便性が理解できなければ誰もモバイル注文しません。

ただ新型コロナウイルス感染拡大で、年配者を含むレイトマジョリティもアプリを介して注文しなければならなくなりました。つまりここで一気に拡大することになります。

 マクドナルドの注文に大型トラックから降りずにでき、しかも運転席で注文品を受け取れることを知れば利用者はさらに急増します。

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