- 2020年04月01日 10:01
クローズアップ現代+ 感染爆発の重大局面首都封鎖を避けるカギ 医療崩壊のリスク 適切な対応を取れば日本はできる
クローズアップ現代+ 感染爆発の重大局面① “首都封鎖”は避けられるかを視聴しました。
(NHKプラス: 総合で見ることが可能です。(登録が必要です))
(明日②が放送予定です)
まず巷では評判の悪い帰国者・接触者相談センターの現場の紹介です。なかなか満足のいく対応をしてもらえないという評判がSNS上では多いですが、保健師6人、医師2人で電話で相談120件、体調把握45件は正直限界を越えている状況でしょう。
保健師1人あたり20件。20分問診すると全体で400分、6時間40分。それ以外に8件の体調把握で80分、1時間20分。もう8時間になっています。その他既感染者の行動調査という14日間の行動の聞き取りなんて、へたしたら30分でも無理でしょう。本当どれだけ大変か想像に硬くありません。小池知事なんとか人増やせないのかな。
そして台東区の災害拠点病院である永寿総合病院で新型コロナウイルスの院内感染が起きてしまい死者も出ています。そのため台東区の患者を受けなければいけない現在の墨田区の現場、もうどうにかして欲しいという呻き声が聞こえてきそうです。(テレビだから冷静ですが)
そして臨床面ではもう23区の医療ベッドは満床。多摩まで患者さんが運ばれています。大曲先生の患者の急激な病態変化のコメントはまさに突然悪化された志村けんさんの経過なのでしょう。永寿の患者もどうやらそのようです。
今後最盛期2万人の感染者が予想され、治療が必要な患者用に病床を4000床まで東京は増やす予定とのこと。このままいけば医療者も感染症専門とか言ってられなくなります。でも永寿総合病院、慶應大学病院でも起きてしまった院内感染。正直様々な病院で炎上してしまいそうです。(イタリアのように)
地域封鎖のストレスの話もフランスの例を出し紹介されていました。そしてそこから来るDVの増加も。家に閉じこもるとやっぱだめですよね。そしてそこまでがんばっているのに患者の数は減らない。(2週間前の感染だから?)さらにイライラは積もります。そんな状況でも医療者をたたえる拍手。イギリス含めて素敵です。
今日の東京の新規患者は78人。昨日と合わせても91人。まだ3桁にいっていません。多分ギリギリ抑え込んでいるんでしょう。(昨日の記事)
そして1日で3桁超えたら残念ですが緊急事態宣言が出されると私は予想しています。(永寿がつぶれたことで入院患者数500越えでもでるかも)
大曲先生が適切な対応を取れば日本はきっと抑え込めるはずと話されていました。日本に住むみなさんが応えていく必要があります。がんばっていきましょう。
と同時に政府はお金含めてストレスを緩和しましょう!そしてほんの少しだけ神風を期待しましょう。