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【本当に自動車会社が人工呼吸器を製造?】

トランプ大統領がGMに人工呼吸器の製造を命じたと聞き、デトロイトの自動車メーカーが急に人工呼吸器を作れるのかと驚きましたが、ワシントン州のVentecという人工呼吸器メーカーが主導して、GMは下請けとして生産ラインを提供するそうです。

一方、いくら人工呼吸器があっても操作する資格者が足りないという問題もあるということです。

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WSJはトランプ大統領が27日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大手自動車メーカーのGMに対して国防生産法に基づいて、人工呼吸器を製造するよう命令し、GMが同日、Ventecとともに昼夜を問わず準備しているとコメントしたと伝えています。

これに対して大統領は、GMが月に4万台作れると言っていたのにその後6000台しか作れず、しかも4月の下旬になると分かると怒り心頭に達したそうです。その後GMは慌てて月に1万台の製造を目指していると言ったということです。

人工呼吸器に必要な部品は700点。GMはロジスティック、調達、生産でノウハウを提供し、インディアナ州ココモにある部品工場に新たな生産ラインを作り100の部品メーカーとGMの社員1000人ほどが生産にかかわるとしています。

New York Timesは、GMが国防生産法による命令が出る前から既にVentecと提携を結んで人工呼吸器の増産に動いていたと報じています。GMが下請けする形でだとしています。

トランプ大統領の過ちとして■専門家が1月下旬から人工呼吸器の不足を指摘していたにもかかわらず大した問題でないと言って準備しなかったこと、■いったい何が必要なのか、10か国以上にわたるサプライチェーンをどう活用するのか、誰が資金負担するのかといった基本を把握できなかったと指摘しています。

今なお輸送を政府が担うのか企業が担うのかも明確でないとしています。

アメリカの多くの人工呼吸器メーカーがアイルランド、スイス、そして中国に生産拠点を移しているそうです。

New York Postはニューヨーク州のクオモ知事が3万台の人工呼吸器を求めているものの州内で操作をする資格者が7713人にとどまり、医師や看護師を合わせても人工呼吸器を操作する人の確保が課題になると報じています。

クオモ知事は、一般的な患者は人工呼吸器を3日使うが、新型コロナウイルスの患者は10日から21日使うと説明。

先週、切羽詰まった州当局は1つの人工呼吸器を2人で使うことを容認し、これについてクオモ知事は「決して理想ではない」と認めつつ「機能が可能だ」と述べたということです。

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