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米VCのKPCBが示すインターネットトレンド

 「Internet Trends 2011」と題するレポートが、米大手ベンチャーキャピタル(VC)のKPCBから提供されている。有名なベンチャーキャピタリストのMary Meeker氏がまとめたレポートで、そのプレゼン資料が今月18日に開かれたWeb2.0 Summitで公開された。

 そのレポートで指摘されているトレンドは定性的には知られているものが多いが、最新のデータで定量的に示されているので、頭のリフレッシュになりそう。データは他の調査会社のものが多い。プレゼン資料で使われた幾つかの図表は既にいろんな記事で紹介されているが、ここでは9点を選び掲載しておく。その他の図表は、最後に貼り付けたプレゼン資料でどうぞ。

 最初はトップ10のインターネット会社のサイトの月間ユニークビジター数である。トップクラスのインターネット会社となると、米国企業でも当然のようにグローバル市場でサービスを展開する。トップ10社が抱えるユーザーも、その81%は米国外である。ただしBaiduとTencentは事実上、中国ユーザー向けのサービスである。

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 次は、過去3年間でインターネットユーザーの純増数の多かった国のランキングである。トップ10には、米国以外は新興国が占めている。中国は別格として、ナイジェリア、イラン、フィリピン、パキスタンと意外な国が入っている。グローバル展開するインターネット企業にとって、こうした急成長する新興国市場にも力を注ぐことになる。

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 SNSも、Facebookの例からも分かるように、新興国での急成長が目に付く。さらに興味深いのは、ユーザー当たりのSNS利用時間が、多くの新興国では先進国よりも長いことだ。 

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 モバイルについては、日韓に比べ後進国であった米国も、ここにきて急速にモバイルインターネットが浸透してきた。Pandora、Twitter、Facebookの各サイトへのトラフィックのうち、モバイル端末からのトラフィックの割合が、以下のように急増してきた。 

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 米国でもモバイル市場が本番を迎えるに伴い、モバイル端末による販売売上(決済)が急伸している。

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 次は、ネットサービスの主役がポータルからSNSに変わってきていることを示すグラフである。サイトの総利用時間でSNSがポータルを追い抜いている。

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 米国におけるメディア別の接触時間シェアと広告費シェアである。両シェアとも、プリント(新聞、雑誌)が縮小し、インターネットとモバイルが拡大している。TVが踏ん張っており、接触時間は減っておらず広告費が増えている。

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 米国のディスプレイ広告でも、SNSが最も強力な広告メディアになってきた。

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 最後は、コンテンツの価値の生み手が、ネット上ではクリエイターからアグリゲーターにシフトしてきていることを示すグラフである。米新聞の売上高(新聞紙+オンライン)が下降し続け、Googleの売上高が伸び続けている。

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 以下に、プレゼン資料を貼っておく。

KPCB Internet Trends (2011)

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