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テレワーク時代を生き抜くために欠かせない コンセントのあるお店の見つけ方

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新型コロナウイルスの影響でテレワークを導入する企業が増加。コワーキングスペースやカフェなどで仕事をしなければいけないビジネスマンにとって、死活問題となるのがパソコンの電源確保とWi-Fiです。このコラムでは、常日頃からテレワークで仕事をしている現役放送作家が実際に利用している街のコンセントスポットをご紹介しています。


はじめまして! 放送作家の松本建一です! バラエティ番組やスポーツ番組を中心に活動しています。近頃はハートウォーミングなドキュメンタリーに傾倒していて、頑張るお父さん系に弱い30歳です。

この仕事をしていると「何をやっている人なの?」「ディレクターとは何が違うの?」と、よく聞かれます。僕は10年ほど放送作家をしていますが、この業界以外で放送作家の仕事を正確に把握している人に一度も出会ったことがありません。

僕も放送作家になる前は、この仕事のことをふんわりとしか知りませんでした。おそらく実家の両親も、息子が何でお金を稼いでいるのか、ピンと来ていないと思います。

一説によると、現役の放送作家として現場に出ている人数は、数百人くらいしかいないそうです。多分誰も数えていないですし、今後誰かが数えることもないと思いますが、ザックリ言うとそれくらい。ちなみにプロ野球選手が約900人、落語家が約800人と聞いたことがあるので、放送作家はかなりマニアックな職業だと言えます。

そんな謎めいた職業ですが、長い間放送作家として働くと、なぜか詳しくなるものがあります。それは、コンセントの位置。唐突に出てきたコンセントという言葉ですが、もちろん電力を得るためのコンセントです。

東京で活動している僕だと、テレビ局、ラジオ局、制作会社周辺のコンセント事情は常にチェックしています。どの場所の、どの席にどれくらいコンセントがあるのか、ほぼ把握しています。これは僕だけではありません。放送作家同士が喫茶店で打ち合わせをする時は「◯◯って店はコンセントが3席しかないもんね」「◯◯ならこの時間、コンセント席は結構空いてる」などの会話が当たり前に行われます。

では、なぜそんなにコンセントに詳しいのか? 理由をご説明します。

放送作家がコンセントに詳しくなるワケ


放送作家はテレビ局、ラジオ局、制作会社に所属して会社員として勤務することはほとんどありません。そのため番組に関わっていても、使えるデスクが用意されている状況はほとんどないのです。その結果、会議の時間に合わせて、指定された会議室に行き、終わったら出ていくということを1日に何度も繰り返します。多い日は朝から晩まで10件近い会議に出席することも珍しくありません。会議の数だけ、会議室を移動していくことになります。

たとえば、僕のある日のスケジュールを見てみると…
10時〜11時:赤坂のテレビ局で打ち合わせ
13時〜15時:新橋の制作会社①で打ち合わせ
16時〜18時:新橋の制作会社②で打ち合わせ
20時〜22時:六本木の制作会社で打ち合わせ
23時    :帰宅

この日は4つの打ち合わせ。会議と会議の場所が近いこともありますが、基本的には移動を繰り返します。余談ですが交通費がかさみます。会議が延びてタクシーを利用するとなおさらです。都市伝説的に語られている話ですが、ある人気放送作家は1年間に2000回以上タクシーを利用していたといいます。かなりのレアケースですが、それほど放送作家は移動を繰り返しています。

会議に参加してばかりという印象を受けますが、放送作家は会議以外にも仕事があります。企画書を書いたり、台本を作ったり、資料を作ったりと、仕事は多岐にわたります。そうした仕事を行うのはすべてパソコン。では、その仕事をいつ行うのかというと、会議と会議の合間になります。

先ほどのスケジュールで考えると…
10時〜11時:赤坂のテレビ局で打ち合わせ (空き時間にパソコン作業)
13時〜15時:新橋の制作会社①で打ち合わせ(空き時間にパソコン作業)
16時〜18時:新橋の制作会社②で打ち合わせ(空き時間にパソコン作業)
20時〜22時:六本木の制作会社で打ち合わせ
23時    :帰宅
ということになります。

会議の合間に仕事を進めないと、すべてのパソコン作業を帰宅後に自宅で行うハメになります。仕事を自宅に持ち帰ると睡眠時間が減り、翌日も眠い目をこすって仕事をすることに。その結果、また夜中にパソコン作業の悪循環。繰り返すうちに心身ともにボロボロになるため大変辛いのです。

このような生活を続ける放送作家にとって、絶対に避けたいのがパソコンのバッテリーが切れること。電気が無くなると作業はストップ。空き時間に何もできなくなります。不運にも原稿や資料を提出する締め切りが迫る状況では致命的なことになりかねません。

危機的状況を避けるためにも、どこにコンセントがあるのかを絶対に把握しておかなければならないのです。こうして放送作家はコンセントにとても詳しくなるというわけです。

一方、テレビディレクターの主な仕事は撮影と編集ですが、撮影中にパソコンを使う作業はありません。映像の編集には膨大な時間がかかるため、身体を数日空けて行うことが多いのです。会議と会議の間にしっかり作業を行うのは、放送作家ならではかもしれませんね。

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