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「同情するなら金をくれ」和牛商品券よりも日本銀行券を



「いい加減にしなさいよ 今に痛い目にあうわよ」
札幌のレジェンドバンド、FLATBACKERは「ハードブロウ」という曲でこう歌った。同じ札幌のバンドで世界レベルで活動しているSABER TIGERのメンバー+αでつくられたカバーバンド、SOLIDBACKERによるこの演奏がネットでバズってる。

私は小学校のときに初めてこの曲を聴いて、衝撃を受けた。そうか、怒っていいんだと納得した。その後の人生において、何か嫌なことがあるたびに、この歌を心の中で口ずさんだ。

そして、この言葉ほど、今の国民の、都民の気持ちを代弁するものはないのではないか。いまこそ、FLATBACKERの「ハードブロウ」をご唱和頂きたい。「いい加減にしなさいよ 今に痛い目にあうわよ」

コロナ問題が世界を震撼させている。五輪の延期が決まった後、検査の件数が増えたこともあるが、感染者数の増加が伝えられるようになった。クラスター、オーバーシュート、ロックダウンなど横文字が並んでいるが、東京都などを中心に危機的な状況にある。一方、少し前には学校の休校が終わるとの知らせもあったのだが。整合性がとれていないのは、明々白々だ。

一方、政府や各自治体の対応はトンチンカンなものだらけだ。ここにきて、自民党の議員の間では和牛商品券や、お魚商品券の配布が検討されている。安達祐実が『家なき子』で「同情するなら金をくれ」と叫んだのはちょうど26年前だが、欲しいのは金であって、和牛商品券でも、海産物商品券でもない。商品券よりも日本銀行券ではないか。国民全体ではなく、支持母体を見ていることがよくわかる。

いま、与野党問わず、政治家たちが何をやったのかをちゃんと覚えておこう。「いい加減にしなさいよ 今に痛い目にあうわよ」と叫んだ上で、次回の選挙はよく考えて投票しよう。



なお、和牛は悪くない。思わず、スーパーで半額になっていたものを買ってすき焼きを楽しんだ。自民党議員を嫌いになっても、和牛を嫌いにならないでください。

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