小池さんが首都封鎖の可能性に言及し、さらに改めて今週末の外出自粛を呼び掛けてから、現下の状況の緊急性についての理解が一挙に深化したようである。
安倍総理の全国一斉休校要請宣言も相当のインパクトがあったが、神奈川県も埼玉県も千葉県もさらには山梨県も相次いで今週末の外出を自粛するように呼び掛けたのだから、首都圏の住民が慌て始めたのは当然と言えば当然だろう。
それでも、首都圏の住民が皆、パニックに陥っているわけではないだろうと思っている。
まずは、明日、明後日の2日間の様子を見守っておいたほうがいいと思う。
今日は東京で新型コロナウィルスの感染者が新たに47人判明したようだ。
著名人の方が新型コロナウィルスに感染して入院中だというニュースも入っており、やはりまだ安心できるような状況ではなさそうだ。
新学期を目前にして学校の再開を心待ちにしておられる方が多いと思うが、今後の展開次第ではもうしばらく休校措置を続けておいた方がいいのかも知れない。
新型コロナウィルスは当初言われていたよりも相当厄介な敵のようである。
目下のところは、強制力を伴わない要請程度でいいのかも知れないが、法的裏付けがある強力な外出制限やイベント中止命令を発令すきではないか、と主張される識者も現れており、来週の中頃には本当に緊急事態宣言を発出せざるを得なくなるかも知れない。
まあ、臨機応変である。
仮に総理がここに来て緊急事態宣言を発出しても、大方の国民は粛粛とこれを受け容れるだろうと思われる。
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- 2020年03月26日 21:01