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脇参院国対委員長のかばん持ち?で動いた長い一日、夜9時半に民主に今後の相談電話を入れたら宴会中!「どうしましょう?」って!!

昨日は、谷垣総裁、石原幹事長ともに、「堪忍袋の緒が切れた」ように、民主の不誠実な対応に、かなりのお怒りを示しておられました。民主が社会保障と税の一体改革法案の採決を先送りしている間は、問責提出に積極的だった脇国対委員長が、なだめる側にまわったほど、、だったようです。
 
参院自民としては、早期の採決を主張してきたところ、一度は20日採決、と寝ぼけたことを言ってきた民主から。8日の採決を引き出せたので、これはもう理由にはならないわけです。ところが、少数会派によって衆院に内閣不信任案、参院に首相問責決議案が提出されました。

 不信任案が出されたら、最優先で処理しなければならず、処理するまでは国会の審議は全て止まります。
「処理する」とは、可決か、否決か。可決されれば衆院解散か、内閣総辞職です。民主の造反が一定人数以上出れば、可決はありえなくはありませんが、かなりハードルは高いでしょう。しかし、否決状態になることに、自民党公明党が協力しないと、リスクはかなりあります。そこで、「協力」の条件として、早期解散を要求する、そういう理屈です。

 朝の国対の時点では、民主からの第一回の回答は、「一体改革の法案が成立したら、近い将来、解散」というものでしたが、党内の大層は、とてもこれでは、解散の手形を切ったとはいえない、来年までいってしまう、というものでした。
 その後幹部会が開かれ、参院側としても、谷垣総裁に一任、ということになりました。
 議員総会でも積極消極、両論出ましたが、谷垣総裁が政治生命をかける、と仰ったということなので、我々が選んだ総裁に一任しよう、という参院幹部の説明が了承されました。

 その後、脇参院国対委員長とともに、党本部に入り、幹事長室で鳩首会談が断続的に行われているのを、フォローしていましたが、驚くべきことに、「全てを一任されています」と最初の回答を持ってきた衆院の城島国対委員長が、「朝のことは、一度白紙にして総理と総裁のトップ会談をやっていただきたい」と言ってきたとのこと。
 「ああこれは、だめだな」と感じました。その後、両者間の電話で激論があったようです。

 誰が決定権を持っているのか、わからない、代表だと名乗る人を含めて、誰の言うことを信じていいのかわからない。そして「裏」で話をまとめられる人もいない。だから総理と総裁が電話で下ごしらえするしかない?

 これで話し合い解散は、無理でしょう、普通は。

 野田総理の側近と言われる議員はもはや10数人、との情報もあり、総理に解散権があってないようなもの?

 小泉総理が郵政解散に反対する閣僚の首を切ったときに、あくまで笑顔で淡々としていた、というエピソードが、当時農林大臣だった島村宣伸先輩の叙勲祝いで島村先輩ご本人から披露されていました。
 郵政解散のときは、「殺されてもいい」覚悟の小泉総理と側近は、もしも参院で否決されたら、解散してどういう選挙をするのか、作戦を練ってきていた、、。政治生命をかける、と内閣総理大臣が言うからには、否決されたら解散しかなく、全ての選挙区に刺客をたて、国民に選択肢を持っていただくしかない、、。
  
しかし、このところ、私が全国を応援に回って実地で見ている限り、野田政権は、刺客を立てきる能力もなく、体力も残っていません。
 採決をすれば、参院でまだ何人か、造反が出る。すでに出て行った、生活とみどりの風は、野田総理への門責を提出しているので、法案も当然反対でしょう。あと一人で、参院では自民党が民主党と議席数でならび、2人民主から抜けると、自民党が第一党に返り咲き、議長も取れます。
 
ということは、民主党の参議院議員は、野田総理が命をかけた?法案に反対しても、参院では絶対除名になりっこない!ガバナンスがきかないのです!これでは組織の体をなしません。そもそも、政治生命をかけると自党の党首・総理が言っている法案の採決を、それを支えるべき輿石幹事長(参院)が、ひたすら先送りにしてきたこと自体、組織としては終わってる!

 そういう意味では、10日に採決されること自体、ひとつの進歩ではあります。

 しかし、この半日、谷垣総裁には、色々な声が入ってきたことでしょうが、なぜ、40分近くも野田総理と一対一で話しあって、「近い将来」が、「近いうち」になっただけで、合意して、準備した自民としての不信任案も、参院での総理問責も、いったんお蔵入りにしなければならないのか、、。
 小泉進次郎青年局長ほか、血判状を谷垣総理に持っていった面々は、これで、納得して明日の野田内閣不信任案の採決に、「欠席」するでしょうか?
 しかし、それも含めて、自民党は、2年前に、谷垣総裁を選びました。
 今回の合意が、「今国会で野田内閣を解散に追い込む」という総裁の「公約」?を果たしたことになるのか?ならないのか?
 
お盆休戦のあと、必要な内閣提出法案の処理もありますし、私が起草者発議者である、2本の参院先議の重要法案をどうするのか、など、個人的には、かなりの連立方程式を日々計算しながら動かなければなりません。
 特例公債法案は今国会ではやらない、ということしか決めていませんから。
 
常識的には、急がなければならない選挙制度と原子力委員会の法案は、優先処理でしょうが、それとて、0増5減でまとまるのか、まとまったとしても、区割りや周知期間の問題で、新制度で選挙ができるには、少なくとも3ヶ月はかかるとの説もあり!
法律さえ通しておけば、違憲にはならない、ということで世論がなっとくしてくれるのでしょうか?
 そうでないと、「早期解散」は遠のいてしまいます。
 
  さまざまな犠牲をはらって、党内をまとめて3党合意した以上、成立もさせるのが筋ですし、早期解散は譲れない。
 この2兎を追うには、1兎のほうは、良く見えない、網にかかったのかどうかも、ということしかなかったのでしょう。それもここまでの経緯を考えればしかたない部分もあります。 

 それにしても、まじめに鳩首会談、党内幹部会と断続して開き、国会運営を考えているのは、自民党であり、夜、今後の相談をするために、脇委員長が、民主の池口参院国対委員長に電話をいれ、「これからどうしたいのか?」と聞いたところ、飲み会中!「どうするってどうしましょう?」とのお答え!あまりのことに、脇委員長もぶち切れ!
 こういう与党である自覚のない人たちと、私は2年間(委員長は3年)付き合っていております。
正直者が馬鹿をみる、のは政治の世界も同じか、、。

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