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弁護士会講演

先週の土曜日に、神戸の弁護士会からの依頼で講演にお招きを頂いた。

取り調べの可視化に向けて、世論を喚起していこうというイベントである。90人近い方にお越しを頂いた中で、お話をさせていただいた。

第一部は私が50分ほど講演。第二部は弁護士会の先生からの質問に答えていくという対談形式だ。

私の講演前に、弁護士会の副会長から取り調べの可視化について現状報告があったが、その中で心が痛かったのが「民主党は野党の時は取り調べの可視化を求める法案に賛成していたのです。なぜか与党になって出来なくなってしまった。」という下りだ。他にもマニフェスト実行できなかったものがたくさんあるが、予算関連で出来なかったものは税収の落ち込みや予想の甘さなど言い訳が成り立つが、この問題に関しては後は判断だけである。

当然、この件に関して意見を求められたので「仲間の賛同を募って努力します。」とお答えしたが、参加者の皆さんからすると物足りない答えだったかもしれない。

取り調べの可視化は特捜部の案件ではずいぶんと取り入れられているが、警察も含めるとまだまだ不十分である。

もちろん弊害も考慮しなければいけないだろう。カメラがあると口をつぐむ人も出てくるのでやりずらい、という捜査側の論理もよく聞きながら進めていかなければならない。

しかし、一番大切なことは「組織の論理」や「個人の暴走」などによって捜査機関が無理な捜査を止めさせること。そして、誤認逮捕や無理な捜査をして仮に起訴された場合でも、人権を守ることが出来るようにすることである。

私の録音行為が「自己可視化」という言葉で説明されていたが、私の行為で可視化に向けて大きく前進している反面、全国の捜査機関では録音に対して注意深くなっているという。

鉄は熱いうちに打て、である。

大阪と東京で捜査機関の不備が問題になり国民からの理解が進んでいる今こそ、政権は決断すべきと思う。

せめて、選挙で「このマニフェストは達成しました」と言える可視化を実行してほしい。

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