
れいわ新選組が「コロナウイルス対策に関する政府・与野党連絡協議会」に参加できない問題で、進展があった。
きょう25日、自民党の森山国対委員長とれいわ新選組の木村英子議員が国会内で面談した。
木村議員によると、立憲の安住国対委員長は一度も会ってくれない、という。野党の窓口は木村議員にとって塞がっているのだ。
真相を知りたい木村議員にとっては、森山国対委員長に直接会うほか手立てがなかった。
木村議員と秘書らが国会内にある森山国対委員長の事務所を訪ねると、アポなしであるにもかかわらず、面談に応じた。
木村議員は現状を切々と訴えた。森山国対委員長は耳を傾け、懇切丁寧に答えた。

木村:
「いま何人もの当事者から相談が来ています・・・野党として取りまとめてということではありますけれども、私としては障がい者の声を(安住氏が)直接聞いて下さらない以上、直接森山先生に窮状を訴えていくしかないと思いまして、申し訳ないですが伺った次第なんです」。
木村:
「どちらに御願いに行ったらいいんでしょう?」
森山:
「どうしても入りたいと仰るなら私が承ります。安住さんとも話をして協議会でまた協議をしてもらうことは可能だと思います」。
木村:
「(立憲の説明によると)自民党さんがダメと言われたので、今回はムリですということしか私は聞いてないです」。
森山:
「自民党がダメとかなんとか言える立場ではないです」。

安住国対委員長はきのう(24日)代議士会で「れいわ側と何時間も交渉した」と話していたが、木村事務所側の証言とあまりに齟齬がある。
木村事務所によると立憲の使者として来たのは山井和則議員、池田まき議員ら。
「面談時間のほとんどは重度障がい者の介護をめぐる法案についての説明で、連絡協議会への参加については「自民党がダメ」と告げられるだけだった」という。
安住国対委員長には木村議員の秘書が一度会っただけ。それも一瞬だった。「自民党がダメと言ってる」などと一言二言。
木村議員はきょう25日も安住国対委員長に面会を求めたが、かなわなかった。
安住国対委員長が木村議員に直接会って虚心坦懐に話をすれば、問題の半分は解決する。「障がい者の現状をどうしても説明したい」という切羽詰まった心情を汲むべきではないのか。
~終わり~
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