結果がすべてである。
多分、運も大きく作用したのだろうが、全国一斉休校措置がそれなりに功を奏したと言っていいだろう。
イタリアやスペイン、イランなどの国々と比較すると新型肺炎による死者の発生は日本では相当抑え込まれているようである。
北海道知事の非常事態宣言と総理の全国一斉休校要請宣言が相俟って、国民の意識が一挙に警戒モードに切り替わった。
不心得者が皆無だったわけではないが、大方の人は不要不急な外出は控え、密閉、密集、密着の3要素が揃った危ない場所への出入りは止めたようである。
残念ながら医療施設や介護施設で新型コロナウィルス感染者が発生したようだが、それでも関係者の皆さんの懸命の努力で最小限に抑えられているように見える。
全国一斉休校措置要請期間が満了し、ぼちぼち學校が再開され、新年度の授業が始まるようだが、関係者の皆さんには大変なご苦労をお掛けすると思うが、くれぐれも慎重に進めていただきたい。
へっぴり腰だと言われてしまうかも知れないが、当分へっぴり腰でいい。
若い方々は重症化する虞は少ない、などと言われてきたが、どうも必ずしもそうではなさそうだ。
慌てて入学式や始業式をやる必要はない。
おそるおそる、である。
それこそ、本格的なスタートはゴールデンウイークが明けたからでもいいくらいだ。
様々なイベントの開催が先送りされている。
これも、今しばらく我慢していただきたい。
一体、いつまで待てばいいんだ、というお叱りの声が上がるだろうが、今の見込みでは、まず1か月、というところか。
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- 2020年03月25日 18:05