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タイ中銀が利下げ見送り、金利0.75% 今年はマイナス成長予想

[バンコク 25日 ロイター] - タイ中央銀行は25日、政策金利の翌日物レポ金利<THCBIR=ECI>を過去最低の0.75%に据え置く一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年の経済成長率予想を大幅に引き下げた。

金利据え置きは4対2の賛成多数で決定した。反対票を投じた委員らは0.25%利下げを主張。また委員1人が欠席した。ロイター調査ではエコノミスト19人中10人が0.25%の利下げを予想し、残りは据え置きを予想していた。

中銀は先週20日、新型コロナの感染拡大を受け緊急の政策決定会合を開き、0.25%の利下げを全会一致で決めていた。

今回の声明では「新型コロナの流行が今後深刻化すると予想され、事態の収束には時間がかかる見通し」とした。

中銀は、観光業や製造業の低迷で昨年8月以降4回利下げしている。経済のけん引役である観光業は、中国人観光客に大きく依存しており、新型コロナによる影響も大きい。

中銀は25日、2020年の国内総生産(GDP)伸び率予想をマイナス5.3%に引き下げ、09年の世界金融危機以降で初のマイナス成長を予想した。3カ月前は2.8%のプラス成長を見込んでいた。昨年の成長率はプラス2.4%と、過去5年間で最低だった。

今年の総合インフレ見通しもマイナス1%と、当初のプラス0.8%から引き下げた。物価目標レンジはプラス1ー3%。

ある市場関係者は、デフレスパイラル(物価下落と経済縮小の連鎖)に陥る恐れがあるため、追加緩和は避けられないと指摘。また別の関係者は「第2と第3・四半期にそれぞれ0.25%の追加利下げがあり、金利は年末時点で過去最低の0.25%に低下する」と予想した。

*内容を追加しました。

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