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河井案里“衝撃証言”「私は検事の前で自ら裸になりました」 - 「週刊文春」編集部

「深夜、ホテルの部屋のドアをドンドン叩く音がしたので夫が覗き穴から見ると、ジャンパーを着た人たちが十数人いました。チェーン越しにドアを開けると『ここにいるのは分かってるんだ』と押し入ってきて、夫はもみあいで怪我をした。携帯を押収されました」

【疑惑の画像】2枚に分けられたウグイス嬢の領収書

 こう自民党幹部に訴えたのは、公選法違反(買収)容疑で自身の秘書ら3人が逮捕された河井案里参院議員(46)。広島地検の強引な所業をアピールしたいようだが……。


事務所も最早機能していない案里氏 ©共同通信社

スマホを見ては落ち込む案里氏に友人は「そんなの見ちゃダメよ」

 秘書らが逮捕された3月3日、東京・永田町の議員会館でも河井夫妻の事務所の家宅捜索が行われた。11時に始まった捜索は17時半頃まで続いた。

 その後夫妻が身を隠したのはよりによって「桜を見る会」前夜祭の舞台となったホテルニューオータニ東京のガーデンタワー棟。通常よりワンランク上の「ニューオータニクラブフロア」で34階のデラックスルーム(通常価格は1泊9万4000円)の角部屋だった。

「2人が泊まった部屋は、50平米以上あり、リビングと寝室に分かれていて、東京タワーと赤坂御所が見渡せます。そこに、案里氏は女友達を招いて、ウニのクリームパスタやトマトパスタのルームサービスを取った。スマホを見ては落ち込む案里氏を、『そんなの見ちゃダメよ』と友人が慰めていました」(夫妻の知人)

 その日の深夜に、冒頭の騒動があったという。克行氏と案里氏は、自民党幹部ら複数名にその様子を電話や対面で伝えたのだ。冒頭の報告には続きがある。

「私はその場で自ら裸になりました」

「夫が『弁護士に相談したい』と言っても『裁判所からの(携帯の)差し押さえ令状があるから、その必要はない』『逮捕するわけではないから、弁護士を呼ぶ権利はない。法務大臣だったくせにそんなことも知らないのか』と言われ、呼ばせてもらえなかった」

 さらに案里氏は、こんな衝撃の告白をした。

「検事から『着ているものを調べさせてもらう』と言われたので、『どうぞお調べください』と言って、私はその場で自ら裸になりました。生理用品は何層構造かになっているので、それもめくって中まで見せました」

「検察がこんな強引なことをするのか」

 報告を受けた一人が、案里氏が属する二階派の番頭・林幹雄幹事長代理だ。

「林氏は翌4日のお昼、党本部にいた時に電話で報告を受けたそうです。その日の夜、二階俊博幹事長や稲田朋美幹事長代行らが参加した記者懇があり、林氏はそこでその話を明かしたのです。案里氏が裸になったと林氏が言うと、稲田氏は『どこまで脱いだん?』と聞き返し、『全裸と聞いている』と応じると、稲田氏は『すごいわぁ。案里さんの覚悟やわぁ』と妙に感心していた」(出席者)

 林氏に確認すると、案里氏の前述の報告内容を認めた上で、こう語った。

「検察がこんな強引なことをするのかと思った。秘書も逮捕されているし、素人が口を出さない方がいいから、『弁護士と相談して対応した方がいい』というと『わかりました』と言っていた」

 だが案里氏の報告内容を聞いた党幹部は首を傾げる。

「2人は何度も『捜査に協力する』と言ってきたし、令状を持って押収に行っているのに、十数人で押し入るなんてありうるのか。裸になった話も含めて、案里氏が被害者面でオーバーに語っているんじゃないの?」

「本当なら検察はひどいけど、まあ案里だからなぁ」

 案里氏の選挙戦に党から1億5000万円を拠出、自身の秘書も派遣した安倍首相もこの話を伝え聞き、「本当なら検察はひどいけど、まあ案里だからなぁ」と軽くスルー。党内でも同情論は広まっていないようだ。夫妻の事務所に質問状を送ったが、案里事務所は、

「今後は一切取材対応をしません。対応する人もいないし、確認もできません」

 克行事務所からも、締め切りまでに回答はなかった。

 夫妻はすでに任意聴取を受けている。克行氏は周囲に「問題ない。辞めずにがんばる」と語っているそうだが、夫婦で裸一貫、出直した方がいいのではないか。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年3月19日号)

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