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東京五輪は永遠の記憶に

東京オリンピック、延期か、最悪の場合は中止がほぼ確実となった。有力な競技国の団体がスケジュール通りの開催に反対しているからである。埼玉のK1のような無謀野郎の団体や競技ではあるまいし、人命第一は当然である。

3月下旬になり、欧米の感染者数の増加が止まらない。感染者の増加をいかに抑えるのかの戦いが、まさに今始まっている。抑えることができたとしても1ヵ月という日数が当然に必要になるし、さらに多くの時間を要するかもしれない。

そんな中、オリンピックを優先すれば何が生じるのか。選手はもちろん、日本の国民にとっても感染のリスクが急速に高まる。各国からの観客も同じである。

営利色が強いと批判されているオリンピックを、今回、こんな状況の中で強行開催すれば、「本来あるべき国際社会のためのオリンピックという精神に反し、真逆の方向に走ってしまった」と後世まで悪名が残るだろう。

逆にここで延期や中止の決定をすれば、史上初めて国際社会のために勇気ある決断をしたと、2020年東京オリンピックの名が金字で刻まれ、永遠に讃えられるだろう。

繰り返しておこう。日本国民として、コロナと戦いながら東京オリンピックに関して勇気ある、そして金銭的利益を度外視した決断をしたとすれば、それは大いに誇れる。まさに現代に生きる全人類に対する最高の「おもてなし」であり、日本の宝となる。

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