
オープンしたのはシカゴからは南西に40マイル(約64キロメートル)にあるジュリエット地区にあすスーパーセンターの駐車場とシカゴから西に14マイル(22キロメートル)にあるノースレイク地区のスーパーセンターのパーキングロット。
検査で対象となるのは災害や事故による負傷者に対して、最初に対応する救助隊・救急隊・消防隊・警察などのファーストレスポンダーと医者・看護師・薬剤師・救命救急士などの医療関係者。
感染の疑いがあっても今のところ一般の人を対象としていない。
無料となる検査はアメリカ合衆国保健福祉省(HHS)からの職員とボランティアとなるウォルマートの薬剤師が行う。
検査時間は午前10時〜午後4時までとなっており1日で最大150人を対象にテストするという。
またドラッグストアチェーンのウォルグリーンも22日、シカゴから南西30マイル(約50キロメートル)にあるボーリングブルック地区の閉鎖されたウォルグリーンのパーキングでドライブスルー方式の検査を開始している。
新型コロナウイルス感染を判定する検査は午前10時〜午後4時までとなっており、ファーストレスポンダーや医療関係者を対象にしている。
これより3日前となる19日午後3時にドラッグストアチェーンのCVSがボストン郊外にある店舗駐車場で感染検査所を開設した。
ボストンから西に50マイル(約80キロメートル)のウースター郡シュルーズベリー地区のCVSでもファーストレスポンダーや医療関係者を対象に午前8時〜午後8時で検査を行っているのだ。
こちらはCVSの看護師や薬剤師、スタッフが検査を行っているという。
CVSの検査所はいくつかのステーションに分かれており、最初に体温が測定される。熱がある場合は登録用ステーションで検査番号とテストキットを受け取る。その後にあるステーションで専門スタッフによる検体採取(綿棒で鼻から採取)が行われる。採取された検体となる綿棒は厳重に保管されラボに送られる。
検査結果は48時間以内に告知されることになる。
新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、トランプ大統領は13日、最大500億ドルの財政出動を可能にする国家非常事態を宣言。
この場にはウォルマートやウォルグリーン、ターゲット、CVS、ライト・エイドなど大手チェーンストアのトップも集結し、ドライブスルー検査を行う協力を表明していた。
アルディではキッチンペーパー、トイレットペーパーだけでなく精肉の棚も空っぽでした。サムズクラブは棚の上にある店頭在庫がないため寂しいかんじ。で、そのサムズクラブは入店制限をしていて10分程度待たされました。入店時に待っている人たちを観察していると通常の買い物時と同じように、まぁ〜よく喋る。アメリカの国民性で、しならない人でもオープンにどんどん話しかけたりします。
国家非常事態に外出禁止令という状況でも親族間でパーティをしているところもあるようで、いずれイタリアのような惨状になっても不思議ではありません。
大手チェーンストアの駐車場で誰もが検査を受けられるようになったときどうなりますか?