人気プロレスラーだった長州力が昨年12月にTwitterで自身の公式アカウントを開設し、その奇想天外なツイートが人気を集めている。「#(ハッシュタグ)」を漢字の「井」と誤って表記したり、周囲の知人らへのメッセージをなぜかツイートしたりと、もともとの近寄りがたい雰囲気と異なる“天然”ぶりが伝わる投稿が人気だ。
ところが、そうしたツイートを分析した上で、一部は本人以外が投稿している可能性を指摘したツイートが登場。果たして、Twitter上で話題を振りまく投稿は“八百長”なのか。注目を集めている。

40万近いフォロワー 「いまどうしてる?」の謎ツイートでスタート
長州力は、学生時代にレスリングで名を馳せ、1972年にはミュンヘンオリンピック・フリースタイル90kg級に出場。プロレスラー時代は“革命戦士”の愛称で、闘争心むき出しのファイトスタイルが人気を集めた。昨年6月に2度目の引退後はテレビ番組などにも出演し、現役時代とは打って変わった温厚な姿で視聴者を楽しませている。
Twitterの公式アカウントを設けたのは昨年12月。3月19日現在で、フォロワーは39万7000人を数えアメリカのトランプ大統領1人のみをフォロー。投稿回数は122回に及ぶ。
初めてのつぶやきは「いまどうしてる?」。その後も「はい。またあした!」「慎太郎いますか?連絡ください!?」など、およそTwitterに投稿する必要がない文言が相次いだ。「ところで源ちゃんいますか?」とプロレスラー時代のライバルだった天龍源一郎を呼ぶツイートなどもあり、その迷走ぶりが際立っていた。

まさかの“ハッシュドタグ” 59万いいねで話題に
引退した後輩選手へのメッセージなど温かな投稿も見られるが、目を引くのはやはり「昨日は正男に声かけようと思ったけど大田区に行ってたんだな」「栗ちゃん予約ちゃんと入ってますかね ?」などつかみどころがないツイート。そんな中、長州のTwitterを一躍世に知らしめたのは3月13日の投稿だった。
少しづつですが親切な人達に教えてもらいながらTwitterの機能を勉強してます
— 長州力 (@rikichannel1203) March 12, 2020
まずはハッシュドタグ
井長州力
ハッシュドポテトばりに「ハッシュ“ド”タグ」と誤記し、さらには記号の「#」を漢字の「井」と読み間違える痛恨のダブルミス。これには59万もの「いいね」が付くなど、大きな話題となった。