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セブンイレブンが顔認証決済の実証実験を開始、NECの技術を活用



NECは3月13日、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが2019年12月にリニューアルオープンした実験店舗「セブン-イレブン麹町駅前店」(東京都千代田区)で、顔認証決済の実証を開始すると発表した。麹町駅前店で顔認証決済を利用できるのは、セブン-イレブン社員限定だ。

セブン-イレブン・ジャパンは2019年3月に「省人化プロジェクト」を発足している。この取り組みの一環としてオープンしたのが、今回実証に使われる麹町駅前店だ。

「顔」と「確認用コード」の2要素認証で決済が可能

顔認証決済の利用者は、事前に専用端末で顔画像やクレジットカード情報、確認用コードの登録をする。登録さえすれば、セルフレジ支払い時に顔と確認用コードの2要素認証によって決済が可能だ。


画像はプレスリリースから

開発したNECは2018年12月から、セブン-イレブン三田国際ビル20F店においてNECグループ社員向けに顔認証決済の実証実験をしている。

今後、一般客への展開だけでなく、利便性やセキュリティー向上のため、顔と虹彩を組み合わせた認証の活用を検討していく。

ちなみに、顔認証技術には、顔認証AIエンジン「NeoFace」が活用されている。このNeoFaceは、米国国立標準技術研究所(NIST)による顔認証技術の性能評価で5回目の第1位を獲得している。

ローソンは「レジなし店舗」の実証実験をしている

セブン-イレブンだけでなく、ローソンでも新たな決済手段を実験中だ。

ローソンで実験しているのは商品を店から持ち出すだけで自動決済する技術。この実験のために5月25日まで、ローソン富士通新川崎TSレジレス店をレジなし店舗としてオープンしている。


利用する際は、専用アプリのダウンロードが必要だ。アプリ上で発行されたQRコードを改札機のようなゲートにかざすことで、ロックが解除され入店可能になる

富士通新川崎TSレジレス店は、店舗内にレジを置かず、食品・飲料・デザートなど250種類の商品を販売する。店舗従業員は商品の品出しだけを担当し、レジ業務は一切行わない。

実験店舗は、ローソンと技術協力する富士通の開発拠点内にあり、同社の社員のみが店舗を利用できる。

小売業にとって人手不足は大きな課題だ。ローソンでは、無人レジを導入することでピーク時間帯のレジ対応業務をなくし、品出し効率を良くして機会ロスを削減する狙いがある。

ローソンでは、実験店舗での結果をもとに、今後の展開へ役立て、今夏までに一般向け店舗へ拡大する可能性もあるそうだ。

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