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なぜ「金融のプロ」の予想は当たらないのか?

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今週のマーケットの変動は非常に激しいものでした。金曜日のニューヨーク株式市場はそれまでの下落から1.41点して史上最高の上昇となりました。

この展開を予想する事は、誰にもできません。それが証拠に、本日の日本経済新聞電子版に「金融のプロ」の予想が出ています(図表も同紙から)。

例えば、メガバンクのチーフ・マーケット・エコノミストの人が、「向こう3ヶ月は1ドル98円から107円程度で推移する」と予想しています。しかし、すでに昨日の取引は1ドル108円台となっています。9円も幅を持たせて予想したにも関わらず、一日でそのレンジを外れてしまった。何とも間抜けなコメントになってしまいました。

私は、このようなことを書いて、特定の「金融のプロ」をディスりたいわけではありません。そうではなく、そもそもこのような予想をすることは、どんなに優秀な人間であってもできないと言いたいのです。

相場を一方向にピンポイントで当てにいって、暴落を予想したり、底値をあてに行ったりするのは不可能です。

ところが、この手の相場になると、自分の暴落の予想が当たったなどと自慢げに話している人がいます。それは単なる「まぐれ」です。吹聴している人がいたら、その人は信頼しない方が良いでしょう。次はきっと外すからです。

資産運用マーケットとは、人間の知能で予測できるほど、底の浅いものではありません。それを自分が予見できると考えるのは、マーケットに対する冒涜です。

わからないものとどうやって付き合うのか。それを考えるのが資産運用の醍醐味です。

いずれにしても、この手の予想をあてにするのはもうやめましょう

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

※このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年3月14日の記事から転載したものです。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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