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米輸入物価、2月は半年ぶり大幅下落 新型コロナが先行き重しに

[ワシントン 13日 ロイター] - 米労働省が13日発表した2月の輸入物価指数は前月比0.5%下落と、6カ月ぶりの大幅なマイナスとなった。石油製品が値下がりし全体水準を押し下げた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な流行)化や、サウジアラビアとロシアの原油価格競争が要因で輸入物価はさらに下落するとエコノミストはみている。市場予想は0.8%下落だった。

1月の輸入物価指数は横ばいから0.1%上昇へ上方改定された。

2月の前年同月比は1.2%下落した。1月は0.3%上昇だった。

輸入物価の下落と新型ウイルスの打撃で、物価は向こう数カ月間抑制される見込み。新型ウイルスによって、多くの米工場の主要な調達先である中国では製造業がフル稼働しておらず供給網が混乱している。

供給網の混乱による供給不足で一部のモノは値上がりするとみられるが、移動制限や接触機会の自粛で旅行や宿泊、娯楽、外食などのサービスの需要が減っている。新型ウイルスの影響は3月の経済指標に表れ始める可能性が高い。

ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・スイート氏は「石油価格下落が2月の輸入物価の重しになったが、3月はさらに大きくなる」とし、「エネルギー価格下落を受け米連邦準備理事会(FRB)は3月会合でより積極的な策が求められるだろう」と述べた。

輸入物価の内訳は、燃料・潤滑油が7.7%下落。1月は0.6%下落していた。石油製品は7.6%下落。1月は横ばいだった。一方、食品は1.5%上昇。1月は0.4%上昇していた。

燃油と食料を除くコア輸入物価は0.2%上昇した。1月は0.1%上昇していた。2月の前年同月比は0.8%下落した。

中国からのモノの輸入物価は0.2%下落した。1月は横ばいだった。2月の前年同月比は1.5%下落。

資本財は2カ月連続で0.1%上昇。自動車・部品と自動車を除く消費財は横ばいだった。

輸出物価は前月比1.1%下落し、15年12月以来の大幅な値下がりとなった。1月は0.6%上昇していた。2月の前年同月比は1.3%下落。1月は0.4%上昇していた。

うち農産物は野菜、大豆、肉の値下がりで2.7%下落。前年同月比は0.2%上昇した。また、非農産物は1.0%下落。前年同月比では1.6%下落した。

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