コロナパンデミックが世界に波及しアメリカ株が先日大きな下落となったが、「この下げこそ株を買うチャンス」と言っている人がいたら、絶対信用してはならない。
こんなもんじゃない。まだまだまだまだ下がる可能性大。
いやそんなことないじゃないか!トランプ大統領が減税策を打ち出したら戻ったじゃないか!
特にいう人もいるがとんでもない。
そんなものは一時的であって、今回のコロナパンデミックは全世界的に実体経済に大きな悪影響が長期化しそうな勢いで、一時的に戻った、上がったとしても、実体経済にもプラス材料がなければ今後ますます下がるはずだ。
特に日本株は今の下げぐらいで買い!なんて言っている人は、金融も投資も経済も知らないインチキ詐欺師だ。
コロナショックがなくても日本経済は悪化しており、さらに過剰自粛のために様々な業種で悪影響が出ておりさらに長期化する恐れも出てきたため、仮に消費税0%にするといったインパクトのある減税政策が出てもその日は下がらないかもしれないが、長期で見ればどんどん下がっていくはず。
そもそもこの20年ぐらいの長期のチャートを見ればわかるが、2013年から右肩上がりのバブルが続いている。
もう高すぎるのだ。2万円割れで買いなのではなく、長期チャートを見れば1万5000円ぐらいまでは軽々下がるだろう。
どこまで下がるかが問題だが、1万円割れだってなきにしもあらずの状況だ。
もちろん株価がどうなるか誰もわからない。でも日本経済になんのプラス材料もなくコロナショックの影響が日に日に拡大している中、ちょっと下がったから買いなんて言っているのは、あまりにリスクが高すぎる。
そして今、再びニューヨーク市場で2000ドル以上の下落が。
もう大幅下げの流れは変えられない。短期的に政策などにより上がる場面もあるかもしれないが、コロナショックの影響を見ればわかるように、長期に世界経済が悪化する可能性があり、まだまだまだまだ下がる可能性がある。
株で損をする人の大半は損切りができないから。こんな下げ相場で損切りどころか下がったから買うチャンスなんて言ってる自称専門家や金融機関の言うことを聞いてはならない。