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在宅勤務で一人働き方改革を実現する方法

今週のメルマガ前半部の紹介です。コロナウィルスのせいでなし崩し的にリモートワーク態勢に突入しつつある日本企業ですが、現場レベルでは概ね好評のようです。

【参考リンク】「アドビ システムズが発表したテレワーク勤務の利点や課題についての調査結果によると、8割以上が業務の生産性が上がったと感じ、9割以上が定期的にテレワークを実施したいと回答した」

ホワイトカラーの仕事なんて労働時間で評価できるわけないんだから、さっさと切り分けて各人がベストと考えるやり方でやった方が絶対いいに決まってるんですよ。

前回のメルマガでも述べた通り、このメリットを知ってしまった以上、企業も個人も以前の“文化祭方式”の働き方にはなかなか戻れないでしょう。リモートワーク、ひいては日本人の働き方はポスト・コロナで大きく進化するはずです。

とはいえ、どう働き方を見直せばいいのかわからないという人もまだまだ多いはず。というわけで、今回は個人が従来のワークスタイルを見直すべきポイントについてまとめておきましょう。

リモートワークはこう使え

従来の日本企業の働き方は、明確に業務の切り分けを行わず、全員で同時に取り組むというものでした。これには変化する状況に対して職場単位で流動的に取り組めるというメリットがありました。

一方で、デメリットとしては個人の裁量が限定的、できる人に仕事が集中するので皆ほどほどにやるようになるといったものが挙げられます。これが生産性低迷の要因ですね。

リモートワークを前回述べたような形である程度運用できていれば、ビジネスパーソンの手元には以下の3つの武器がそろっているはず。あとはそれを駆使して上記のデメリットを打破していくのが基本となります。

1.優先順位を付けられる

完全にパラレルに仕事が切り分けられるケースは少なくて、実際には同僚と連携しながら進めることが多いでしょうが、それでも一日の中で業務を進める優先順位くらいは付けられるはず。

もっとも脳が元気で体力も満タンな午前に重要度の高い仕事を持ってきて、事務作業や打ち合わせは午後に回すだけでずいぶん生産性は上がるはずです。

「これ絶対誰かが仕事してる風に見せるために作った仕事だよね?」みたいな仕事、きっと誰でも一つや二つは抱え込んでいると思いますが、もちろんそういうのは優先順位最下位でOKです。

筆者ならいっそのことやらないまま放置して実際に損害が発生するか実地試験してみますね。誰も困ってないようだったら業務廃止の根拠になりますから。

2.効率的に働ける

日本人は定時(それも会社によっては定時30分前とか変なルールがあったりする)に出社するのが正しい働き方だと子供のころから叩き込まれていますが、もちろんそんなことはありません。

効率的な働き方は人それぞれ。筆者の知人には朝4時起床で9時までに重要な仕事はすべて終わらせるという人も、ランチの後にジムワークを入れてそのまま退社、夜に2時間だけ復帰、という人もいます。聞くと「それが自分にとってもっとも効率的な働き方だからそうしている」とのこと。

もちろん世帯全体の効率も考えてOKです。たとえばパートナーのことを考えて幼稚園の送り迎えをしてから仕事、というのもありです。

要するに、今まで職場という制約があってできなかった柔軟な働き方をすることで、自身やパートナーの生産性を向上させるわけですね。

3.ミッションが明確なので新しい課題に取り組める

そして、とりわけ重要なのが「自身で新たな課題を見つけ取り組める」ということです。

従来の働き方だと手の空いた人間がパッパッと作業に取り掛かるので一見すると合理的に見えるんですが、各人のミッションが曖昧なので深掘りする人が少ないんですね。

むろん全員ではありませんが、ミッションが明確になっていれば、仕事そのもののボトムアップを考える人が必ず出てくるわけです。

たとえば採用チームで担当者が「君のミッションは早慶、東大東工大クラスの優秀層の母集団形成だ。頼んだぞ」と言われた場合。

もちろん指示に忠実にせっせと母集団形成の方法を考えるだけでもOKなんですが、きっと中にはこんな課題を見つけ出す人もいるはず。

「そもそも早慶、東大東工大OBってうちでホントに継続的に成果を上げているの?優秀層の定義はそれで正しいのか?」

で過去10年分の採用者の入社後5年のパフォーマンス調査をやってみたりした結果(たとえばですよ→)「早慶は人によってピンキリ、東大は理系修士以上は優秀と言えるが文系はそうでもない」みたいな結果が出たりするわけです。結果、採用活動そのものがレベルアップするわけですね。

昨年より、働き方革命の旗のもとに「重要なのは時間ではなく成果!」「仕事の付加価値を高めよう!」みたいなことが散々言われてきましたが、さて実際に何をどうするのかとなると具体的な話がなかなか出てこないような状況が続いていました。

でも幸か不幸か、それを実現するための3つの武器は、リモートワークによってビジネスパーソンの手に入ったわけです。それを活用できるかどうかで人材レベルに大きな差が生まれることでしょう。

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