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ここは、森さんに頑張ってもらいましょう

森さんとは言っても、法務大臣のことではない。

こちらの森さんは、元々は優れた法律家の一人だったのが、高検検事長の定年延長問題の当事者になってしまったため、すっかりご自分のペースを狂わされてしまったようだ。

前法務大臣が公職選挙法違反事件で身動きが取れなくなることが判明し、就任早々に辞職せざるを得ない事態になって、白羽の矢が立っての法務大臣就任だったので絶対に後には引けないという立場だったのだろうが、如何せん託された仕事が酷過ぎた。

閣議決定されてしまって、安倍内閣の閣僚として今更ノーと言えない状況で答弁を強いられる状況になったので、どうしても支離滅裂にならざるを得なかったのだろう。

論理的整合性のない答弁を続けざるを得ないのだから、実に気の毒なものである。

閣議決定で解釈を変更することにしました、というのは、まさにそのとおりなのだが、さてその解釈の変更が法律実務家の立場で正当だったか、ということについては、これを担保するものはない。

閣議決定で解釈を変更したのだから、正当だ、と言い続けなければならないのだから、まあ、気の毒なものである。

普通であればそういう答弁はしないだろうな、と思うような答弁までしてしまった。
個人的な感想はともかく、法務大臣としては相当言葉を選ぶ必要があったはずだが、ついつい本音を漏らしてしまった、というところか。

相当、ダッチロールを繰り返しているようである。
早く自分を取り戻した方がいいと思うが、しばらくはこういう状態が続くのだろう。

今は、ただじっと見ておくしかない。
ガンバレ、とも言えない。残念ながら・・。

ここは、森さんに頑張ってもらうしかないだろう、と私が申し上げているのは、元総理大臣の森さんの方である。

5月になれば、オリンピックの開催時期の変更等について真剣に検討しなければならなくなりそうだが、今は、その時に非ず。

水面下で様々なことを個人的に検討するのはいいが、オリンピック組織委員会の要職にある人が軽率な物言いをすることは絶対に差し控えるべきである。

オリンピック組織委員会の長として森さんが断固たる姿勢を示されたのはいい。
森さんまで腰が引けてしまったら、東京オリンピック・パラリンピックの開催が危うくなることは必至である。

たとえ虚勢でも、ここは」頑張る時だろう。

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