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東日本大震災から9年 「Fukushima50」

今日3月11日は、東日本大震災から9年になります。死者・行方不明者は1万8千人を超え、関連死を含めると2万2167人もの人が犠牲になりました。

今も、原発事故で、復興が一層困難になっている福島の人を中心に、4万7737人が避難しています。

政府は、2011~15年度を「集中復興期間」、2016~20年度を「復興・創生期間」と位置づけて、道路、鉄道、防潮堤、公共施設の整備、集落の高台移転などに30兆円超を投じてきました。

運転を見合わせていたJR常磐線が、3月14日、9年ぶりに運転を再開します。

それでも、避難が続いていたりする福島県の富岡、大野、双葉、浪江は無人駅になる、ということです。

ハード面の復興は進んでも、避難した人たちの中には、避難先で子どもが学校に行ったり、仕事を見つけたりで、戻って来ない人も多くいて、人口は、岩手・宮城・福島の3件で約34万人減っています。

もともと過疎で高齢化していた地域が多く、これからも息の長い支援が必要です。

今日は、政府主催の追悼式が、新型コロナウイルスのために初めて中止になってしまいました。

忘れずにいなければなりません。特に、原発事故があった福島では、廃炉作業も思うように進んでいません。

そういうこともあって、佐久市の映画館で「Fukushima50」をみてきました。

2時間5分の上映時間の間、息つく暇もない位、迫力のある、心を打つ作品でした。門田隆将さんのノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」が原作です。

原発での史上最大の危機の中、原発内で戦い続けた50人の作業員たちを、海外メディアが「Fukushima50」と呼びました。

東日本大震災の時、私は、民主党政権で厚生労働副大臣をしていて、当初は副大臣室に泊まりこんで対応にあたりました。

原発で働く労働者の被爆限度の問題、放射能で汚染された食べ物の安全基準なども所管で、難しい問題が山積していたことを思い出します。

原発事故の際には、東日本全体が崩壊する、と緊迫しました。

そうした思いもあるので、一層心を打たれたのかとも思います。

原発は、民主党政権の時に、みなさんから意見を聞きながらする討論的世論調査で、2030年代にゼロにする、としたことが実現されるべきで、早期になくしていくことだと、改めて思います。

とても優れた映画ですので、1人でも多くの方に見ていただきたいと思います。


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