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ブロガーよ!批判をするよりも、批判を受ける人間になれ! 【BLOGOS×日本財団】ブロガーミーティング レポート

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田端:さっき言いかけたことで、私個人の思いでもありますが、押し付けがましく自己主張が強いお国柄はいっぱいある。そんな中で、相対的に見て日本はかなり控えめな方だと思っています。ブログに限らずTwitterやfacebookでもよいですが、個人としてパブリックに向けて意見を書くことって、海外において仕事をする際の基本的なトレーニングになる。語学力とかよりは、「俺はこう思う。俺の言っていることに文句があるなら誰でも来い」というさっきのスタンス。そういうのは英語がうまいとか下手ではないですよね。よく、日本人は何を考えているのかわからないとか言われますが、当たり前ですが、自分の思っていることは、しっかり主張するとか、そういう気構えが絶対必要だと思います。気構えこそが語学力の前に欠けているのかなあというのが、ちょっとまとめ風になりますが、僕が思うところです。

やまもと:海外行きますよね。最初は大人しかったやつが半年くらいすると、超図々しくなっていたりしますよ。変わるんですよね、あれはなんなのでしょうか。半年くらいすると向こうのレストランでガンガン文句をつけていたりする。どこかスイッチが入るんでしょうかね。日本人なりのスイッチの入り方というか。こんなこと言っちゃうと、話を根底から崩してるみたいですけど。

会場:(笑)

田端:やれば出来るよってことですね。

やまもと:やればね。アピールしないと死んでしまうと思えば日本人もやると思います。日本にいると居心地がいいから、あんまりアピールしないんだと思うんですね。

ちょっと炎上するぐらい、家に火をつけられる話でもあるまいし

笹川:永田町の好き勝手は、声をあげない我々の責任でもありますよ。
笹川:永田町の好き勝手は、声をあげない我々の責任でもありますよ。

笹川:じゃ、まとめよう!

会場:(笑)

笹川:年の功です(笑)。日本には長幼の序があるから、とにかく我々は主権在民なんて言われていて、甘やかされていますが、一票投票するしかない。実際ここにいる人の半分くらいしか投票に行かないでしょう。しかし、日本国は、日本人によって支えられている。だからここにお集まりの人はブロガーとして、あるいはまだやっていない方はブログを始めて発信しましょう。自分の主張をきっちりさせることによって、それに賛同する人、感動する人、いろいろいます。そういう市民の声が大きくなっていかないと、永田町が勝手なことをやってしまうわけ。それに声をあげない我々の責任でもある。

残念ながら3年か4年に一回の投票だから、ああいうバカしか選べない。そこのところをブロガーの皆さんが不満や、不平を書いてくれれば、メディアもブログから意見を拾ってくれますから。皆さんのブログもそうやって拾われて、それがひとつの世論になるきっかけになるんです。これは、市民レベルでの横の連帯が広がることにもなります。投票の一票よりも、皆さんのブログ発信の方が遥かに影響力が強い。是非やってみてください。ちょっと炎上するぐらい、別に家に火をつけられる話でもないしね。

会場:(笑)

笹川:炎上したら、こんなにみんなが見てくれているのかと感謝しないといけない。読書会ってやったことはありますか?一冊の本を10人が読むと、10人とも感じた所が違う。だから僕のブログもちゃんと読んで、こう感じてほしいなと思って書くけれど、全く逆さ読みしてとんでもないクレームやコメントを頂くことがあります。でも、それはそれ。人の見方を、全部自分と同じ意見にしようなんてなったら、独裁国家になっちゃう話ですからね。「批判をするよりも、批判を受ける人間になれ」と、僕は言いたい。皆さんのブログも、批判を受けるようになったら一人前です。そう思って怖がらずにやりましょう。

大谷:ありがとうございます。残念ながらお時間が来てしまいました。ブロガーの皆さま、BLOGOSの読者の皆さま、それから日本財団を通してご応募頂いた多数の方にお集まり頂きありがとうございました。「世界から見た日本」、そして、ネット媒体であるBLOGOSならではとして「インターネットで発信する」をテーマにディスカッションを行いました。何か得られたものがあったのではないかと思います。今日は田端さん、やまもとさん、笹川会長ありがとうございました。皆さんもう一度大きな拍手で。

会場:(拍手)

笹川:あ、僕のはまるごと載せないようにしてください。炎上しますので。

会場:(笑)

パネラープロフィール

笹川陽平(ささかわ ようへい)
1939年1月8日 東京生まれ。明治大学政治経済学部卒。現在、日本財団会長、WHOハンセン病制圧特別大使、ハンセン病人権啓発大使(日本政府)ほか。40年以上にわたるハンセン病との闘いにおいては、世界的な制圧を目前に公衆衛生上だけでなく、人権問題にも目を向け、差別撤廃のための運動に力を注ぐ。
ロシア友好勲章(1996)、WHOヘルス・フォア・オール金賞(1998)、ハベル大統領記念栄誉賞(2001)、読売国際協力賞(2004)、国際ガンジー賞(2007)、ノーマン・ボーローグ・メダル(2010)など多数受賞。
著書「この国、あの国」(産経新聞社)、「外務省の知らない世界“素顔”」(産経新聞社)、「人間として生きてほしいから」(海竜社)、「若者よ、世界に翔け!」(PHP研究所)、「不可能を可能に 世界のハンセン病との闘い」(明石書店)、「隣人・中国人に言っておきたいこと」(PHP研究所)など。

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やまもといちろう
ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
1973年生まれ。1996年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2000年、イレギュラーズアンドパートナーズ株式会社を設立。 著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」、「リーダーの値打ち 日本ではなぜバカだけが出世するのか? (アスキー新書)」など。

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画像を見る 田端信太郎(たばたしんたろう)
1975年、石川県小松市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。NTTデータに入社し、BS/CSデジタル関連の放送・通信融合系の案件をこなしながら、丁稚時代を過ごす。その後、リクルートに入り、フリーマガジンR25の源流となるプロジェクトを立ち上げ、R25創刊後は、広告営業の責任者を勤める。その後、2005年4月にライブドアに入社。執行役員メディア事業部長として経営の再生をリード。ライブドアニュースを担当しながら、BLOGOSやMarketHack,Techwaveなどを立ち上げる。2010年の春からコンデナスト・デジタル社へ。カントリーマネージャーとして、VOGUEやGQ、WIREDなどのウェブ、デジタルマガジンなどの事業を統括。2012年6月NHN Japan入社、執行役員 広告事業グループ長。


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