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新型コロナ フランスの対応に注目

日本の文化のことを最も好きなのはフランス人、フランスの文化のことを最も好きなのは日本人、という言葉を聞いたことがあるように、比較的通ずるものが多いような印象のある両国民ですが、その新型コロナウイルスへの対応が注目を集めています↓

https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200308-00166630/

中国、韓国、イタリアの行っている政策は、移動制限や封鎖を行うことによって、経済活動もろとも人の行き来や外出を止めるという徹底したものですが、一方で日本の行っている政策はここまでのところそれらと比べるとバランスを取った対応です。

社会の機能や経済活動をできるだけ維持しつつ、集団感染を防ぐための要請を行っているのがメインです。

この両者の対応にはかなり差があり、どちらが良かったか?というのは結果を見てみなければ分かりませんし、国民性によってもどちらがより総合的な損失を抑えられるのかは変わってくるでしょう。

フランスの取っている対応は日本の対応に近いものがあります。

むしろ日本よりも社会の営みを維持することに重きを置いており、且つ、パニックを抑制するように国民に呼びかけています。

国民に対して具体的には、国境は閉めず、一斉休校もなく休校は一部のみ、軽症者に対するスクリーニングのようなPCR検査は行わない、というもの。

PCR検査は重症な感冒症状がある患者に限っています。

医療機関については、プライマリケア医(かかりつけのクリニック)に検査キットやマスクを配布し、そこで検査を行い、重症者は治療設備に整った病院に搬送し、重症者を救うことに多くの医療資源を投入するようです。

高齢者や有リスク患者を助けることに重点を置く方針で、高齢者施設には18歳以下は入れないように制限もしています。

ああ、なるほど、と。

我々日本人としては、このバランスは腑に落ちるところが多いように感じます。

社会機能や経済活動を保ちながらも、重症者の治療に重点を注ぐ政策は理にかなっているように感じます。

一方、封じ込めとしてはやはり中国の取った方法よりもずっと緩いので、感染が拡大していくリスクは高く、それでもパニックに陥らない国民性が求められます。

現在フランスで報告されている感染者数は約1400、死亡者数は30と日本よりもやや多い状態です。

このフランスがどうなっていくのかは日本の状況を見る上でも、注目と言えます。

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