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新型肺炎の感染予防に…「正しい手洗い」をチェッカーで検証

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正しい手の洗い方は?

 新型肺炎の感染拡大で、店頭ではマスクの品切れが目立っているが、本来、マスクはすでに病気にかかった人が、エチケットのために装着するもの。実際には、感染防止効果はほとんどないと言われている。

 実際、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)やWHO(世界保健機関)は、一般人が感染防止のためにマスクを着用することをすすめていない。

 また、英メディアBBCによれば、イギリスのASA(広告基準協議会)が、「新型コロナウイルスの流行をマスクで防ぐ」という広告は、医療現場以外で大きな効果がほとんどないとして、禁止することを発表した。

 では、感染予防には何が一番効果的なのか。厚労省が公表している「新型コロナウイルスを防ぐには」という資料では、「まずは手洗いが大切です」とされている。

 手洗いすべき場面については、「外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などにこまめに石けんやアルコール消毒液などで手を洗いましょう」と言及されている。

 とはいえ、手洗いも正しくおこなわなければ効果は半減。普段、何も意識せず手洗いをしているが、はたして汚れはきちんと落ちているのか。不安を抱いた本誌記者は、手洗い指導に使われる「手洗いチェッカー」と呼ばれる製品で、正しい手洗いができているかチェックすることに。

 指導員を務めるサラヤ株式会社食品衛生サポート部の村松寿代さんが、使い方を説明してくれた。

「まず、汚れに見立てた専用のローションを手に塗り込み、普段どおりに手洗いします。その後チェッカーに手をかざすと、取り切れていないローションが青白く光ってきます。つまり、普段の手洗いでどんなところが洗い残されているのか、視覚的にすぐわかるんです」

 本誌記者もさっそく体験してみることに。ローションをつけ、まずは自己流で普段の手洗いをしてみた。チェッカーに手をかざすと、想像以上に青白い部分が多い。

指先が汚れたまま

 手のひらは比較的きれいになっているものの、手首や指と指の間、親指あたりに色残りが目立ってしまった。手の甲はもっとひどく、大部分に色が残っている。どうしても手のひらを重点的に洗ってしまい、手の甲はおろそかになっているようだ。

 村松さんは「皆さん見落としがちなのは、手の甲や親指、指と指の間、指の先ですね。あと、利き手の汚れ残りも目立ちます。無意識に利き手で洗おうとするため、利き手の手の甲がおろそかになっているパターンが多いんです」と言う。

手の甲の汚れが目立つ

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