お願いだから、そういう頑張り方はやめてくださいね、と言わざるを得ない。
今は通常国会の会期中だから、不逮捕特権がある国会議員の逮捕までは考えないだろうが、検察官にはそれなりに矜持がある方が揃っている。
東京高検検事長の定年延長問題で検事総長の人事や検察捜査の在り方についてこれほど世間の注目を浴びている時に、検察官が政権の意向や特定の有力な政治家の意向を忖度して捜査に手心を加えたり、捜査を中止したりはしないはずである。
どんなに政治家が圧力を加えても、これからの検察は毅然と対処するはずである。
検察当局がどう動くのか、みんなが注目している。
報道で表れている事実から判断すると、通常国会が閉会になったら検察当局は次の一歩を踏み出すはずだ。
甘く見ない方がいい。
件の参議院議員は、自民党の参議院幹事長に議員辞職をしないで、頑張りまーす、と言ったようだが、さて、何をそう頑張るのだろうか。
妙な頑張りをすると、自民党の参議院幹事長も傷付くだろうし、二階さんも傷付くはずだ。
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- 2020年03月06日 15:24