記事
- 2012年07月29日 21:37
FOMCの焦点とECB理事会の焦点/今週の主要材料と展望
みなさん、こんばんは!
為替千里眼、いよいよ7月も最終日となり、夏本番となる8月マーケットに突入する訳ですが、2,8といえば何かとマーケットへの参入意欲が低下する月、8月は特に円売りプレイヤーの本邦投資家が不在となる時期でもありますので、引続き円安展開への期待に乏しいなか足許の様々な懸念を払拭できるかに注目されます。今晩は今週の主要材料と展望のお話となりますが、周知のとおり今週は米英欧の政策金利発表、さらに米マクロのオンパレード、そして週末には米雇用統計とフルコースの1週間ではありますので、月初動意に相応しい1週間になると思われます。世界的な景気後退懸念が地合いを支配するなか、欧債務懸念に対する政策的な対応の進捗、米サイドもQE3の導入如何が焦点となっておりますので、今週もまた本邦サイドの材料というより米欧主導の展開になるかと思われますが、米欧サイドも8月に入り議会休場などで、重要な決定がされにくくなってくると思われますので、今週の重要イベント週が最大のヤマ場になるかもしれません。
■7月30日(月)
・独リテール
・本邦鉱工業生産
・英消費者信用残
・欧州委員会サーベイ
・欧消費者信頼感(Final)
※スペインGDP2Q(16時)
※伊3,5,7年債入札(18時)
■7月31日(火)
・本邦雇用統計
・豪住宅建設許可
・独雇用統計
・欧HICP
・欧失業率
・加GDP
・米個人消費支出
・米PCEデフレータ
・米C/S-HPI
・米シカゴPMI
・米CB消費者信頼感
※スペインリテール(16時)
※伊CPI&失業率(19時)
■8月01日(水)
・豪住宅価格指数
・中PMI-mfg
・欧PMI-mfg(Final)
・英PMI-mfg
・米ADP
・米ISM-mfg
・米建設支出
・FOMCレートアナウンス
※独5年債入札(19時30分:40億EUR)
■8月02日(木)
・豪貿易収支
・豪リテール
・スイスリテール
・欧PPI
・BOEレートアナウンス
・ECBレートアナウンス
・米IJC
・米製造業受注
※スペイン2,6年債入札(17時30分)
※ECBドラギ総裁、定例会見(21時30分)
■8月03日(金)
・中PMI-nonmfg
・英PMI-serv(Final)
・英PMI-serv
・欧リテール
・米雇用統計
・ISM-nonmfg
週初から欧州委員会サーベイやイタリア債券入札など、欧州サイドの材料が目白押しとなりますが、足許では独マクロも急激に鈍化しているところではありますので、水曜日のPMIなども確報値ではありますが、欧マクロの鈍化鮮明という観点では留意しておくべきイベントかと思われます。引続き、スペインおよびギリシャに対する懸念、そしてESMやECBにおける債券買取再開などの思惑に左右されそうな雰囲気ですので、高官発言などにも留意すべきかもしれませんが、FedにせよECBにせよ、前回会合にていずれもアクションを起こしたばかりではありますので、今回については特に政策的な新たな動きは出ないのではないかと思われます。
最近、市場では追加緩和期待が高まっていることで今回のFOMCにおける声明文が次回会合での追加緩和を示唆する可能性がある点は注意が必要で、QE3についてはMBSの買取が有力候補ですが、バランスシート拡大や国債購入規模が限定的となる可能性が高いため、それほど市場の地合いを大幅に改善させるほどの効果はないかもしれません。米長期債利回り押下げ効果についても、現状で十分に押し下げられていることで住宅関連のマクロも軒並み好調さを維持していることから、長期債利回りの押し下げというよりかは、景気回復期待を通じた株価の押上げ効果をどの程度引き出すことができるかが、今回のFOMCの課題かもしれません。
ECBにつきましては、昨日の更新でも取り上げましたように、これまで反対の姿勢を貫いていたドラギ総裁によるESMの銀行免許付与に対する柔軟姿勢表明の有無、ECBによるSMP(証券買取プログラム)を通じたスペイン債買取再開観測、ユーロ圏共同債などに対するECBのスタンスなどが焦点となりそうですので、従来の金利動向云々のECB理事会から少々争点が異なりますので、その点を踏まえて市場の動きと新たな手掛かりに神経を尖らせておくべきかもしれません。
為替千里眼、いよいよ7月も最終日となり、夏本番となる8月マーケットに突入する訳ですが、2,8といえば何かとマーケットへの参入意欲が低下する月、8月は特に円売りプレイヤーの本邦投資家が不在となる時期でもありますので、引続き円安展開への期待に乏しいなか足許の様々な懸念を払拭できるかに注目されます。今晩は今週の主要材料と展望のお話となりますが、周知のとおり今週は米英欧の政策金利発表、さらに米マクロのオンパレード、そして週末には米雇用統計とフルコースの1週間ではありますので、月初動意に相応しい1週間になると思われます。世界的な景気後退懸念が地合いを支配するなか、欧債務懸念に対する政策的な対応の進捗、米サイドもQE3の導入如何が焦点となっておりますので、今週もまた本邦サイドの材料というより米欧主導の展開になるかと思われますが、米欧サイドも8月に入り議会休場などで、重要な決定がされにくくなってくると思われますので、今週の重要イベント週が最大のヤマ場になるかもしれません。
■7月30日(月)
・独リテール
・本邦鉱工業生産
・英消費者信用残
・欧州委員会サーベイ
・欧消費者信頼感(Final)
※スペインGDP2Q(16時)
※伊3,5,7年債入札(18時)
■7月31日(火)
・本邦雇用統計
・豪住宅建設許可
・独雇用統計
・欧HICP
・欧失業率
・加GDP
・米個人消費支出
・米PCEデフレータ
・米C/S-HPI
・米シカゴPMI
・米CB消費者信頼感
※スペインリテール(16時)
※伊CPI&失業率(19時)
■8月01日(水)
・豪住宅価格指数
・中PMI-mfg
・欧PMI-mfg(Final)
・英PMI-mfg
・米ADP
・米ISM-mfg
・米建設支出
・FOMCレートアナウンス
※独5年債入札(19時30分:40億EUR)
■8月02日(木)
・豪貿易収支
・豪リテール
・スイスリテール
・欧PPI
・BOEレートアナウンス
・ECBレートアナウンス
・米IJC
・米製造業受注
※スペイン2,6年債入札(17時30分)
※ECBドラギ総裁、定例会見(21時30分)
■8月03日(金)
・中PMI-nonmfg
・英PMI-serv(Final)
・英PMI-serv
・欧リテール
・米雇用統計
・ISM-nonmfg
週初から欧州委員会サーベイやイタリア債券入札など、欧州サイドの材料が目白押しとなりますが、足許では独マクロも急激に鈍化しているところではありますので、水曜日のPMIなども確報値ではありますが、欧マクロの鈍化鮮明という観点では留意しておくべきイベントかと思われます。引続き、スペインおよびギリシャに対する懸念、そしてESMやECBにおける債券買取再開などの思惑に左右されそうな雰囲気ですので、高官発言などにも留意すべきかもしれませんが、FedにせよECBにせよ、前回会合にていずれもアクションを起こしたばかりではありますので、今回については特に政策的な新たな動きは出ないのではないかと思われます。
最近、市場では追加緩和期待が高まっていることで今回のFOMCにおける声明文が次回会合での追加緩和を示唆する可能性がある点は注意が必要で、QE3についてはMBSの買取が有力候補ですが、バランスシート拡大や国債購入規模が限定的となる可能性が高いため、それほど市場の地合いを大幅に改善させるほどの効果はないかもしれません。米長期債利回り押下げ効果についても、現状で十分に押し下げられていることで住宅関連のマクロも軒並み好調さを維持していることから、長期債利回りの押し下げというよりかは、景気回復期待を通じた株価の押上げ効果をどの程度引き出すことができるかが、今回のFOMCの課題かもしれません。
ECBにつきましては、昨日の更新でも取り上げましたように、これまで反対の姿勢を貫いていたドラギ総裁によるESMの銀行免許付与に対する柔軟姿勢表明の有無、ECBによるSMP(証券買取プログラム)を通じたスペイン債買取再開観測、ユーロ圏共同債などに対するECBのスタンスなどが焦点となりそうですので、従来の金利動向云々のECB理事会から少々争点が異なりますので、その点を踏まえて市場の動きと新たな手掛かりに神経を尖らせておくべきかもしれません。



