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【新型コロナウイルス】、モールがヤバい!アマゾン・エフェクトに感染拡大で氷河期へ?

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■中国を発生源とする新型コロナウイルスが世界各地に急速に拡大している。

世界保健機関(WHO)が26日に発表したデータでは中国以外ですでに約40ヶ国で感染が確認され、中国を含む世界全体の感染者数は8万人を超えた。

新型ウイルスによる感染症「COVID-19」が引き起こす肺炎等で、すでに世界全体で3,000人近くが命を落とした。WHOは世界的な「緊急事態」を宣言しているのだ。

日本でも新型コロナウイルスの広がりからコンサートやライブ、演劇などが中止や延期に追い込まれる中、安倍首相は全国の小中学校や高校などに対して3月2日から臨時休校を要請することを表明した。

すでにこういった影響はで始めており外食業から観光、製造業にいたるまで幅広い産業の活動が停滞しかねない状況になっている。

アメリカでは日本ほど感染は拡大していないが、すでに経済へのインパクトが現実化しつつある。大手チェーンストアなどの一部小売業者は国内需要を満たすに十分な在庫を危惧し、業績の下方修正を発表している。

しかし最も懸念されるのはアメリカ経済を支える個人消費の動向だ。新型コロナウイルスの感染拡大で、少なくとも消費習慣の変化が加速されることになる。

 調査会社のコアサイト・リサーチが18歳以上となる1.934人を対象に調査したところ新型コロナウイルスの拡大・悪化により多くの人がモールなどショッピングセンターを避けると答えたのだ。

ショッピングセンターやレストラン、映画館などの人が集まるところを半数以上となる58%が回避すると回答。すでに27.5%は人が集まるエリアを避けているとしている。

しかしこの調査はカリフォルニア州が33人の陽性確認と8,400人の経過観察を発表した前日に行われたものだ。実際の脅威が明らかになっていることでより多くの人が公共施設を避けると推測できるのだ。

チェーン店やレストラン、映画館が入るモールが大きな影響を受けることになる。感染拡大が進むと致死率が高くなる60歳代以上は9割近くがモールに行かない。

コアサイト・リサーチ創業者でCEOのデボラ・ウェインスウィグ氏は「感染拡大で行動習慣が変化し、4分の3の人がショッピングセンターやモールに行かなくなります」と指摘している。

アマゾン・エフェクトで集客が落ちているモールにとってまさに弱り目に祟り目なのだ。

全米77都市のショッピングセンターをモニターしている不動産調査会社レイス社によると、昨年の第4四半期(10月~12月期)のモール空室率は前期から0.3ポイント上昇し9.7%となった。

モール空室率は昨年の第3四半期、9.4%とリーマン・ショック直後となる8年前の記録と肩を並べた。直近では大量閉店が相次いだことで、その記録さえ塗り替えてしまったのだ。

コアサイト・リサーチによると、昨年に発表されたアメリカ国内の閉鎖店舗数はトータルで9,300店。

破綻したピア1インポーツの大量閉鎖や全254店を閉鎖したパパイラス(Papyrus)、125店のスクラップを発表したメイシーズなど2月末までに1,250店の店舗閉鎖が明らかになっている(コアサイト・リサーチ調査)。

感染がさらに拡大しレストランや映画館からもお客が離れてしまえば、モールはダブルパンチで大打撃を受けることになる。

 懸念されるのは消費習慣の変化だ。

一時的とはいえモールからお客がいなくなるのは仕方がない。しかしこれを機会にネット中心の消費習慣が定着すれば、ますますモールに人が行かなくなってしまう。

場合によってはコロナウイルスがモールに氷河期を持ち込むことになるのだ。

トップ画像:廃墟専門の有名フォトグラファー、セフ・ローレス氏による写真集「アメリカの廃墟モール(Abandoned Malls of America: Crumbling Commerce Left Behind)」からの画像。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先日、アマゾンでUSBカードリーダーを購入しました。注文した翌日には届くスピード配送です。便利なのはアマゾン・アプリで配達員の配達状況をリアルタイムで確認できることです。

アマゾンはGPSロケーション・テクノロジーを利用し、ユーザーに配達スタッフのリアルタイム・トラッキングを提供しているのですね。

昨年のクリスマスシーズン中には、ソリに乗ったサンタに見立てた配達員が地図上に表示されていました。あと何軒目の配達でうちに来るのかが即座に分かるので対応しやすいのです。ネットショッピングの受け取りも便利になり、より速く届くようになっています。わざわざ外出しなくてもネットショッピングの習慣が広がります。

新型コロナウイルスの感染拡大の懸念で、アメリカでもモールなど人が集まる場所を避ける傾向になっています。モールはレストランや映画館、スポーツ施設など物販に頼らないテナントで集客を図っています。が、感染拡大では目も当てられない状況になります。

 人が来なくなったモールのほうが安心だったりして...こういったこともあるので売り場に頼ってばかりはいられません。

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