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中居正広 会見では語らなかった「47歳で退所」の勝算



 元SMAP・中居正広(47)は、ジャニーズ事務所からの独立会見を一人で仕切り、一タレントからの脱却を印象づけた。本来なら国民的アイドルグループのリーダーとして事務所幹部への道を歩むはずだった中居が、このタイミングで退所を決めたのはなぜなのか。

「ジャニーズ内では、同じSMAPの2トップである木村拓哉(47)が近藤真彦(55)に続く“ボス的存在”になりつつある。さらに後輩の滝沢秀明(37)が昨年9月に副社長に就いたことで、タレントとしては別格扱いの中居が組織の中で浮いた存在になっていた。

 中居は木村や滝沢のことは認めていますが、事務所の今後や自らの将来を考えたときに、自分は独立したほうが良いという考えに至ったのではないか」(芸能事務所関係者)

 しかし、ジャニーズを辞めたタレントはメディア露出が減ると言われてきた。中居はテレビに出続けられるのか。芸能レポーターの城下尊之氏はその懸念を一蹴する。

「中居くんはこれまでの事務所への貢献度がケタ違いだし、他のジャニーズのアイドルたちとの競合がありません。司会など独自路線の仕事が多く、自分でプロデュースもできる中居くんには事務所のマネジメントが必要なかった。SAMP解散から3年という時間をかけて円満退所にまとまった。今後はお互いが協調路線を敷くはずで、SMAPの他の3人(新しい地図)が辞めたときとは空気感が全く違います」

 さらに中居の本領は、ジャニーズという枠の外でこそ発揮されるという。

「中居くんの一番の強みは人脈です。仕事で関わった人を嫌な気分にさせない人たらしの性格ゆえに業界では『中居シンパ』が多い。タモリをはじめダウンタウンの松本人志、笑福亭鶴瓶、大手芸能事務所幹部や制作サイドのプロデューサーとも太いパイプがある。会見では4月以降も現在抱えているレギュラー番組5本を継続すると話していましたが、背景にはこの“中居応援団”の存在が大きい。今後はより自分のやりたい仕事ができるようになるのではないか」(同前)

 絶妙な「辞め時」と周到な「辞め方」で会社員から個人事業主へ変貌を遂げた中居は、“ナンバーワン”ではなく“オンリーワン”を目指すか。

※週刊ポスト2020年3月13日号

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