まず予定外の質問は突然出た学校休み問題。まあびっくりです。そしてこれは医師会が要望したとNHKで流れていました。専門家会議もきっと了承したと思いますので、
「初動含めてここまで動きが遅かった政府ですから、集会禁止含めて今回はよく動いたと評価したい」
と答えました。
まあ可能なら仕事を7日休みの方がいいと思いますが、
「電通も休んだわけですし、最低でも風邪症状がある人が仕事を絶対休めるようさらに指導していただきたい。そういう休める文化を作るチャンスでは」
とも話させていただきました。
「そこまで怖がらなくてもいいという理論は破綻しているのでは」
というふかわさんのキラーパスは、
「クルーズ船と一般は異なる。正直昨年までの季節型インフルエンザの患者発症数よりそこまで発熱等の患者は多くない。そのことからもやはり心配しすぎなくてもいいと私は思っています」
と回答しました。
またウイルスが消えてまた出てきた問題は、
「もちろん検査の偽陰性の可能性はあるでしょう。ただウイルスによってどうしても消えにくいタイプはあります。また帯状疱疹なんて、治ったようにみえても免疫落ちたらまた出てくるわけですから、今回は残っていたのが再燃したと考える方が素直かなと思います。ただこのパターンは新型コロナウイルスだけの特徴ではないでしょう」
と答えました。多分少し麻疹のような免疫抑制気味ウイルスかもしれません。
もちろん全例調査をすることでデータをとり、今の状態を評価すべきだという山本医師の話もわかるのですが、昨日のブログで書いたように、
「とても今の日本の医療状況にそのような余裕があるとは思えません。現場を守り重症者を助けることに専念させてもらった方がいい」
と答えました。
あと
「いくらたくさん検査しても、患者は中国や韓国で減ってますか?もちろん医者が必要だと言ったらやるべきだとは思うけど、やはり全例検査はいらないと思います」と発言させていただきました。
午後突然電話があり、21時からの番組に出演を依頼されましたが、物理的に無理と言うことでスカイプを使って出演させていただきました。このような意見を自由に言わせていただいたことに感謝します。
質問対応はそこまで緊張しなかったけど、スカイプに慣れてないからいつか落ちるのではと少し怖かったです。メディアに対してやや批判的な私ですが、番組作成の大変さがわかりました。
終わったあと、紹介部分に全例検査に否定的と書かれていたのをみて、やはりアウェイだったんだと再確認しました。
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追記(20200703)
どうも相談していないと言うニュースが出ています。
(休校要請 専門家「評価難しい」)正直政治的なパフォーマンスだったかもしれません。
>「専門家会議で議論した方針ではなく、感染症対策として適切かどうか一切相談なく、政治判断として決められたものだ。判断の理由を国民に説明すべきだ」