
[東京 27日 ロイター] - 松竹<9601.T>は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月2日から予定していた東京・歌舞伎座「三月大歌舞伎」を10日まで中止すると発表した。そのほかの直営劇場でも、京都・南座、大阪松竹座の公演(4日から10日まで)などを中止する。購入済みチケットは代金の払い戻しに応じる。11日以降の公演は実施する予定としている。
一方、東宝<9602.T>子会社で映画館経営のTOHOシネマズは27日、体調不良や来場を取りやめる利用者について、当面の間、チケットの払い戻しを受け付けると発表した。発熱、せきなどの症状がある場合は、来場を控えるよう求める。