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【デマが拡散】「新型コロナは26〜27度の温度で殺せます」SNSで広まる迷惑メッセージに注意

新型コロナウイルスをめぐって「専門家が伝えている感染対策」と称した根拠のないデマが、LINEやフェイスブックなどのSNSで広がっている。デマの拡散は、必要な情報を阻害し無用な混乱を招くことも。厚生労働省はインターネットで広がるデマや、新型コロナを利用した詐欺などに注意を呼びかけている。

「ウイルスは太陽にさらされると完全に消えます」

実際にLINEで送られてきたデマ情報。画像を一部加工しています

「26〜27度の温度で殺せる」

「ウイルスを防ぐためにはお湯を飲んでください。運動すると、ウイルスに感染することはありません。高熱がある場合は、身体を温めて、生姜スープを飲んで体の熱エネルギーを増やすことで、ワクチン接種はしなくても良いです」

「中国の方々はそもそもビタミンD欠乏(20ng/ml未満)が約72%もいるほど、ほとんどがビタミンD欠乏です。よって、中国での感染はまだ増加すると思います」

25日朝、編集部の知人宛てにLINE経由で届いた情報だ。「新型肺炎ウイルスを研究するために武漢へ転勤になった同級生からあった電話」や「娘の知り合いの薬剤師」などが「広めてほしい」とした情報だとしてメッセージは始まる。知人は、フェイスブックでこの情報を目にした親族から「コロナウイルス対策の参考になる」として受け取ったという。

メッセージは「ウイルスは太陽にさらされると完全に消えます」などの根拠のないデマ情報とともに「全ての人がこの事を共有して相互に助け合って下さい」と締められている。


「未確認情報は一旦自分の中で保留して」デマ情報の拡大が混乱を招く原因に

大きな災害や事故が生じると、不安を悪用して根拠のないウソを広めようとするチェーンメッセージ(メール)が飛び交う。今回の研究者や薬剤師を名乗るメッセージもこれに該当する。「役に立つ情報だから」とSNSやメール、LINEなどで家族や友人などに広めてしまうと、情報の混乱を招き、必要な情報を阻害してしまうことになりかねない。

迷惑メール対策などを呼びかける一般財団法人・日本データ通信協会はホームページ上で「未確認の情報はむやみに拡散せず、一旦自分の中で保留して、デマかもしれない情報の拡散に加担しないよう注意しましょう」と訴えている。

新型コロナに関する情報を確認・発信する際は、政府や厚生労働省の公式情報をもとにすることが推奨されている。

また新型コロナをめぐっては、厚生労働省が同省を装った詐欺や攻撃メールに対する注意をホームページ上で呼びかけている。

例としてあげられているのは、「保健所福祉室」を名乗るケースなどで、メール内に記載されたURLを開くと、不正ファイルがダウンロードされるなどされるという。同省はこういった手口により「情報の窃取に加え、更に他のウイルスへの感染のために悪用されるウイルス」の感染の拡大が試みられていると警鐘を鳴らしている。

(厚生労働省:新型コロナウイルスを題材とした攻撃メールの例

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